:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #1



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PENTAX K10D+SIGMA17-70mmDC/2007-4-8/Hosted on Zooomr

今春発売された「青春18きっぷ」を使える最後の週末となった4/7,8.このラストチャンスを利用し,一泊二日で伊那谷に行ってきた.出発前の二回に分けて説明したように(これこれ),飯田線を利用したその道中を味わおうという目論見である.まだ,写真が整理できていないので,飯田線と移動プランについてもう少し説明しておきたい.

にもにも,散々記述しているように,飯田線を利用するということは,その列車ダイヤに縛られるということになる.駅に行ってみて,次に来る電車に乗るということは通用しない.そんな移動が面白いのは重々承知しているが,飯田線ではそんな行き当たりばったりでは,二日間で帰ってこれなくなってしまう.今回はそういう移動である*1,*2

*1
誤解がないように書いておくが,一日で飯田線だけを完乗するのは,問題なくできる.辰野からの直通電車を利用すれば,乗り換えも必要ない.さらに,中央本線や東海道線,東海道新幹線を利用できる土地に住んでいれば,飯田線までのアクセスを入れても日帰りは十分可能だ.事実,安城から来て飯田線に乗り,そのままその日のうちに帰宅するという老夫婦と,今回の車中で偶然合い席となった.
*2
今回は青春18きっぷを利用しての移動なので普通列車だけを対象としている.したがって,飯田線を走る特急伊那路と快速みすずは今回のプランには入っていない.

さて,飯田線が愛知県−静岡県−長野県の三県を貫く路線であることはすでに述べたが,もう少し詳しく説明すると,愛知県側では海に近い平野にある都市部 豊橋から次第に奥三河に進むにつれ,山岳地帯への変化を見せ,反対の長野県側では,伊那谷と形容される盆地地形そのままののどかな農村風景となっている.そして,その間に険しい天竜峡が横たわっているというイメージである.そして,その天竜峡はそのまますっぽり静岡県に収まっている.

静岡県側の駅 中部天竜と長野県側の天竜峡駅(天竜川下りの出発点)の間にその天竜峡があり,行く手を阻んでいるのであるが,それはそのまま,路線ダイヤにも顕れている.つまり,その間を繋ぐ列車が少ないのである.前回,時刻表でプランを当たりはじめて左程時間を掛けずに,最初に考えていた前提条件がうまく成り立たないということに気付いたと書いたが,これはそういうことなのである.
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16:59 | Comment(6) | TrackBack(0)
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ(計画に至ったいくつかの理由)



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PENTAX Optio WPi/2007-4-4/Hosted on Zooomr

IMGP2097昨日の記事に書いたように,この週末にJR「青春18きっぷ」を利用して飯田線に乗車するという計画が進行中である.
飯田線に乗りたいと思った理由は,近くて遠いローカル線になぜか無性に惹かれ,以前から漠然とそう思っていたと書いた.メイン路線とはかけ離れた超ローカル線.列車の技術向上で一分でも早くという願いを実現してきたメイン路線とは違い,遅い上にとても長い時間が必要になるという文字通り時間に乗り遅れたままの路線が飯田線なのである.しかし,それだからこそ,鉄道マニアにとっては,とてもぜいたくな魅力ある路線となっているとも言える.

さて,話はかわって,メインストリートとサブカルチャーの間のニッチで微妙な部分を,ジャンルを問わずつついてくる月刊誌「TITLE」その2006年10月号は「憧れの列車でめぐる世界の鉄道旅行 Go! Go! TITLe RAILWAY」と題した特集が組まれていて, 観ているだけで乗ってみたくなること必至で垂涎モノの鉄道が紹介されている.

その特集号の巻頭で,タモリとくるりの岸田繁の鉄道対談,題して「鉄道好きの話は続くよ,どこまでも!?」が掲載されている.その中で,両氏はその鉄道オタクぶりを遺憾なく発揮していることは言うまでもない.くるり岸田の鉄ぶりは有名で詳細鉄道知識に裏付けされた鉄オタぶりが見事に炸裂.それに対し,タモリと言えば,鉄道に関する知識では岸田に叶わないものの,その独特の大局感ぶりと上品さを合わせもっている上に,それを裏付ける豊富な乗車体験で迎え討つといった,大変読み応えのある対談となっている.

二人の対談の中に,こんなくだりががある.
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:: 青春18きっぷの旅 | Last weekend



IMGP1983JR設立20周年を記念して,値段を下げて発売されたこの春の「青春18きっぷ」.有効期限は4月10日.それまでに乗車しないとただの紙切れになってしまう.一枚の大きさは,新幹線の切符と同じ.写真では四枚が写っているが,切符はこのうち一枚で,残りの三枚は説明書である.

とても堅いので,不意に便意を催した際の紙として使うにはちとツライ.よしんば,手で揉んでなんとか使ったとしても,磁気テープの裏側は茶色のため,判別がつきにくいであろう.

なんて,くだらないことは置いておくとして,これを買ったのは3月上旬だったのだが,土曜日が出勤日だったり,浜名湖を一周したり,週末がことごとく潰れてしまい,気付くと残す週末は来週の4/7,8のみ.まあ,最初からそうするしかないかなあと思っていたのではあるが,ラストチャンスとなるこの週末を使って列車での移動を敢行する.
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:: JR野田新町駅 | 新駅ではじめる生活



IMGP1987PENTAX Optio WPi/2007-3-31/Hosted on Zooomr

3月18日(日)のダイヤ改正に合わせ,東海道線に新駅「野田新町駅(のだしんまちえき)」が開業.以前,外から眺めた開業前の様子はupしたが,先の日曜日,開業後初めて利用したので,その時の写真をupする.写真を見てもらえばわかるように,橋上に改札口があるタイプのいたって普通の駅舎である.ただし,階段の全てのステップの一部に御影石が使われていたのには驚いた.

新しい駅を利用するということもあるだろうが,そこまで自宅から歩いていけること,そして,その駅が各駅停車しか停車しない駅で,快速に乗るためには乗り換えることになるといったこともはじめての体験であり,慣れるまでは勝手がわからず,引越し気分である.

また,前回の記事では,「実は自宅から歩いて行ける駅なので便利になる気もするが,特別快速,新快速,区間快速が停車する刈谷駅に直接行った方(自転車で10分程度)が便がいいのははっきりしているので,住民にとっても微妙なところなのである」と書いたが,(今回もそうであったのだが)夫婦で出かける場合でも,気兼ねなくアルコールが飲めるというのは嬉しい限りである.

(以下,駅の写真が続く)
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23:06 | Comment(0) | TrackBack(0)
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:: JR東海道線 野田新町駅



IMGP0873正面(南口)PENTAX Optio WPi/2007-2-13/Hosted on Zooomr

3月18日(日)に予定されているJR東海道・山陽新幹線を中心としたダイヤ改正に合わせ,東海道線に新駅「野田新町駅(のだしんまちえき)」が開業する.駅は刈谷駅〜東刈谷駅間,東刈谷駅から1.6キロ,刈谷駅から1.9キロに位置し,上下128本の普通列車が停車する.なお,JR東海管内の新駅開業は,2003年10月の東海道新幹線品川駅以来とのこと.

駅舎はほぼ完成しており,ロータリーや取付け道路の工事が急ピッチで進められている.
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:: Indianapolis, Indiana




前回の記事でインディアナポリス・コルツのスーパーボール制覇について触れたのですが,コルツファンになったのも,コルツが本拠地にしているIndianapolis/インディアナポリスに2年住んでいたことがあるからです(正確に言うと,インディアナポリス郊外).そのインディアナポリスについて少し書いてみます.

インディアナポリスというのは,インディアナ州の州都であり,人口は約80万,郊外も含めると200万人近い人が暮らしている地方の中規模都市です.
Wikipedia : インディアナポリス によると,市の面積は963.5 km²で人口は791,926人とのことなので,面積 1,388.74km²,人口 712,217人の静岡市と,人口はほぼ同じで,面積は2/3といったところです.ただし,上述したように,郊外地域が発達しているのが,異なるところです.
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23:10 | Comment(0) | TrackBack(0)
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:: 北陸鉄道 #2 | 金名線



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PENTAX Optio WPi/2006-12-5/Hosted on Zooomr

前回のエントリー 北陸鉄道 #1 | 石川線 では,石川県白山市で乗車した私鉄ローカル線である 北陸鉄道石川線 について書いた.そして,その記事の中で,地元の方から,昔は 石川線 のことを「金名線」と呼んでいて,「金」は金沢,「名」は愛知県名古屋市のことだと教えてもらった,というところまで書いた.

後から調べると,金名線というのが存在したのは事実だったのであるが,石川線が金名線と呼ばれていた訳ではなく,石川線の終点である加賀一の宮駅から先に金名線という路線が存在していたということがわかった.もちろん,その先は名古屋まであったはずもないが,確かに白山下駅という終点まで線路は存在していた.
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22:52 | Comment(4) | TrackBack(0)
Tags: 北陸鉄道 金沢 金名線 金名鉄道 名古屋 白山 越美南線 越美北線

:: 北陸鉄道 #1 | 石川線



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PENTAX Optio WPi/2006-12-5/Hosted on Zooomr

先月,所用で金沢市に接する白山市まで出掛けた.白山市といっても,白山連峰まである面積の大きい市なのだけど,金沢市との市境に近いところである.ただ,先月のこの時分は,丁度気温が下がってきていて,北陸方面はそろそろ積雪があるかもしれないという予報だったので,車ではなく,電車を利用した.先方に確認したところ,JR金沢駅からタクシーを利用するとのことだったのだが,地図を見たらなにやら線路が通っている.これが北陸鉄道の石川線という聞き慣れない私鉄で,目的地の近くに駅まであり,時刻表を見ると問題なく行けそうだったので,鉄道で移動することにした.

北陸鉄道石川線
石川線(いしかわせん)は、野町駅(石川県金沢市)〜加賀一の宮駅(石川県白山市)間を結ぶ北陸鉄道の鉄道路線。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia))
名古屋から金沢までは特急しらさぎ1号で行き,そこから在来線で一つ戻った西金沢駅で降りた.こじんまりとした駅の外は,アパートと倉庫が目に付くだけで,それ以外に目立ったものがない閑散とした雰囲気の駅前.コンビニや店舗がほとんどない.近くに高校があるようで,制服を着た学生たちがたむろしている.ロータリーというよりも,スペースといった感じの空間を横切ると,地方の私鉄の駅といった佇まいを見せている駅,新西金沢駅があり,ここで北陸鉄道石川線に乗車する.
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:: 僕が旅に出る理由



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PENTAX Optio WPi/2006-9-27
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僕が旅に出る理由は だいたい百個くらいあって
ひとつめは ここじゃどうも息も詰まりそうになった
ふたつめは 今宵の月が僕を誘っていること
みっつめは 車の免許とってもいいかな
なんて思っていること
〜ハイウェイ/くるり/written by 岸田繁

という歌詞を 積乱雲とハイウェイ | Clear-cut clouds and highway に載せたら,可愛らしい哲学者 うめもも☆さん から「旅に出る理由はなんですか?」と尋ねられた.

僕が旅に出る理由.これは,このブログの主題にもかかわる命題.夕景:照明灯が点灯する頃 | light towers in the evening glow の中にも少し書いたけど,書き足らないなあと感じてた.

この命題に関することは,今までも記事の中で書いてきた.いくつか挙げてみると,


北海道への寝台特急の旅 #3(live)
06:25 K駅に到着。閑散としていた岐阜とは違い、既に一日がはじまる躍動感に溢れている。ここで車中2泊3日の長旅が終わった。この旅では移動の醍醐味を堪能できた。まさに、ON THE ROADの旅。これは、飛行機の旅では味わうことのできないものである。人は獲得した速度の分だけ、移動する際の発見や喜びを失っている気がする。最後になったが、長い間、実況におつきあい、ありがとう。

北海道への寝台特急の旅 #18
下のベッドの年配の男性と話す。
東京まで早慶戦を観戦に行くという。春秋には決まって、早慶戦を観に、北斗星で上京するらしい。
なんと、贅沢で素敵な趣味であろう。
それにしても、この北斗星に乗車してるのは、年配の方がほとんどだ。
旅の醍醐味は、どこにいったかより、どうやっていったかの道中にあるということがわかるまでには、時間がかかるということか。

北海道への寝台特急の旅 #25
心地よい疲労感が体を包む。この疲れそのものが、今回の移動で体験したものがあるということを示しているのか。
寺山修司は“書を捨てよ、町へ出よう”と言ったが、“書き割りを捨てよ、路上へ出よう”の気分。

夕景:照明灯が点灯する頃 | light towers in the evening glow
僕が旅に出る理由は だいたい百個くらいあって
ひとつめは 夕映えの空が僕を誘っていること
ふたつめは こことは違う風を感じてみたくなった
みっつめは 時刻表と見ると いても立ってもいられなくなること
よっつめは この自転車がどこまでも行けると思わせること
いつつめは 見知らぬ土地で新しい発見をしたくなった
むっつめは 異国の人々の日々の営みを感じたくなった
ななつめは それが自分たちと全くかわらないことを確かめたくなった
やっつめは
・・・以下,百まで続く.

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PENTAX Optio WPi/2006-10-1
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さて,本命題の問いかけには,次のように答える.

”僕が旅に出る理由”は,一言でいうなら,”移動”すること,そのものにある.

旅というは,本来,目的地があって(世界一周旅行のように,通過地点そのものが目的地の場合もある)その目的地(目指す土地と言ってもいい)で時間を過ごすということであるから,”移動”そのものが旅の理由というのは,矛盾しているのかもしれない.”旅に出る理由が移動”という表現が矛盾しているのであれば,”旅”は”移動”の一部と言い換えてもいい.

となれば,先の命題は,”僕が移動する理由は”というように置き換わる.そして,その答えは既に用意されている.

about the title
●移動すること,そして,自転車による移動
移動とは,”位置を変えること.移り動くこと.移り動かすこと.”(三省堂 大辞林より)移動に”どこか辿り着く”といった意味はない.
移動することにより,視点も移動する.移動と共に,たった今目の前に広がる風景が,その刹那,後方に置き去りにされる.そして,これは航空機の旅では味わうことのできないものである.空の旅の場合,中間がすっぽり抜け落ちる.そういう意味では,人は獲得した速度の分だけ,移動する際の発見や喜びを失っている気がする.

移動のための移動.移動のダイナミズムとは,連続性に基づく,風景の移り変わりにある.
どこでもドア”は便利ではあるが,そこに移動そのものの楽しさはないと思う.
そして,自転車による移動である.
列車や自動車での移動とは違う移動がここには存在する.移動速度は及ぶべくもない.ただし,これは前述した連続性が最も優れていることを意味する.

「ぼくらはみな喜んだ.ぼくらは混乱とナンセンスを後にして,われわれに与えられた唯一のそして高尚な時代の任務,つまり,動くこと,を遂行しているのだと実感したからだ.そしてわれわれは動いた!」
(Jack Kerouacジャック・ケルアック著「路上」ON THE ROADより引用,”動く”に傍点,chapter2/section6)

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16:55 | Comment(2) | TrackBack(0)
Tags:  理由 移動 くるり ハイウェイ 路上

:: Finnair機内にて



IMGP2804今回の旅行で使用したFinnairの名古屋(中部国際空港)−ヘルシンキ直行便.フライト時間は約9時間弱と,意外ですが,ヘルシンキはヨーロッパの中では日本に最も近い都市なのです.
さて,その機内でたしなむのは,専らビール.
といっても,エコノミークラスですからそうそうお伺いに来てくれる訳もないのです.かといって,食事時に一本のビールをもらっただけでは,その後の時間を楽しく過ごせません.そこでフライト・アテンダント(スッチー)との丁々発止の攻防を繰り広げる訳です.なお,今回利用したFinnairの便には,往復便とも結構年配の方が乗務されていたのですが,ドリンクを配るのは,決まってその年配の方だったんですよね.私のような輩をやんわりうっちゃる手練手管を期待してのことなのでしょうか?
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19:19 | Comment(8) | TrackBack(0)
Tags: 機内 飛行機 ビール Beer Finnair フィンランド ヘルシンキ フィンランド・ビール スッチー

:: in the airplane | 航空機の中



PENTAX Optio WPi/2006-8-10/hosted on Zooomr
IMGP2798トイレ前の天井に設置されたランプ類.

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18:54 | Comment(2) | TrackBack(0)
Tags: airplane 航空機 飛行機 非日常 空間

:: Down the three scandinavian capitals| KOBENHAVN and back to JAPAN



Kobenhavnでの二泊は,Stockholmでの二泊より,さらに目まぐるしく過ぎたような気がする.ここまでの見知らぬ土地での生活に多少なりとも疲労し,Helsinki-Naantali-Turku-Stockholm-Kobenhavnと続いた移動が感覚を麻痺させているのかもしれない.

Kobenhavnについては,鉄道で到着したせいでDSB(デンマーク鉄道)の列車や看板のデザインに目が行った.Stockholmの色彩豊かなデザインに比べて,黒を基調とした重厚さと落着き,その中にStockholmとは異なった洗練されたデザイン感覚を感じた.ただし,これはDSBの特徴と言った方が正確かもしれない.Kobenhavnの街には,それほどデザインが溢れているという印象は受けなかった.それよりも,街中は至る所にゴミが散乱し,それから目に付く壁には,どこの都会でも見かけるステレオタイプな落書きがされていたことの方が,印象が強い.Helsinki-Stockholm-Kobenhavnと移動してきて,人口が多くなっているというのもあるのだろうが,街並みの統一感のなさ,それが醸し出すある種の乱雑さが増し,それに比例して,街の汚さも目立つようになっていった.

DSCF0148それと反比例するのが,食事の多様さとおいしさである.Kobenhavnでの食事は,ホットドックスタンドのホットドックも,情報もなく入ったホテル近くのレストランでの食事も文句なくうまかった.特に,レストランで食べたGrilled chicken filletsを間に挟んだオープンサンドとムール貝のワイン蒸しには,隊長共々,舌鼓を打った.chickenの味があたかも醤油で下味を付けたかのような香ばしい味で,その上に載ったトマトと表面を火であぶったパプリカの瑞々しさ,そしてそれを包む表面が適度の堅いが,中は柔らかいパン.食べた瞬間に,思わず「うまい」と口に出す味.それからムール貝のワイン蒸し,これはムール貝をココナッツやパインナップル,唐辛子と一緒に白ワインで蒸したものなのだが,塩加減も甘辛さ加減も絶妙でおもわず会話が途絶える程であった.
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18:43 | Comment(8) | TrackBack(0)
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:: Down the three scandinavian capitals| STOCKHOLM-KOBENHAVN



Stockholm での二泊はあっという間だった.滞在中にどうしても行きたかった場所は,昨日二箇所とも行くことができた.Erik Gunnar Asplund(エリック・グンナール・アスプルンド)の設計した The Woodland Cemetery/Skogskyrkogården*1 と Stadsbibliotek/ストックホルム市立図書館.
*1
Sigurd Lewerentz(ジグルド・レヴェレンツ)との共同設計
DSCF0008The Woodland Cemetery の入口を入り,墓地内に続くゆるやか上っている小径を進んで行く.次第に,広大な芝の緑の空間が広がってくる.そして,小径の遥か前方に,朝日の光を後ろから浴び,静かに屹立する十字架が見えてくる.清らかで心洗われる瞬間だった.なんという開放的なランドスケープなのだろう.死者はこの広大な空間で安らかに眠り,そして次なる世界へと旅立つ.

日本では,墓地や霊園などを設計するという考えは,一般的ではない.でもこちらでは,思想の違いなのか,宗教観の違いなのか,はたまたデザインに対する考え方の違いなのか,それが当たり前のようだ.

この墓地の設計者である Asplund は,ここが完成した1940年に息を引き取り,自らが設計したここに葬られている.緑の中に立つ十字架のそばにひっそりと,その簡素な墓はあった.

DSCF0128Stadsbibliotek に訪れた時,円筒状のメインホールへ通じる通路は閉鎖され,9/30まで改築工事中との掲示がされていた.メインホール以外の一階のみでの開館だった.それを見て,館内を上から眺められないのかとガッカリしていた.しかし,隊長が入れてくれないかとデンマーク語で尋ねると入れてくれるという.希望する人には開放していたのだ.隊長の行動力には,今回の旅では随分助けられている.現地の言葉でずばりと向かうその姿勢には,感心しきりである.中途半端に英語ができると,英語に頼ってしまい,それが却ってよくない.

Stadsbibliotek の階上からの眺めは,圧巻そのもの.巨大な円筒状の吹抜け空間の円筒部分に,ビッシリと蔵書が収納されている.蔵書の一冊一冊が巨大なジグソーパズルの微細なピースにように感じられる.円筒の底辺にあたる部分に受付デスクが並んでいるが,今回は工事中で人が誰もいないため,ひときわ蔵書の存在感だけが迫ってくる.
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19:21 | Comment(0) | TrackBack(0)
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:: Down the three scandinavian capitals| HELSINKI #2



DSCF0010Helsinkiでの5日間が終わり,Naantali(ナーンタリ)への移動.Turku(トゥールクゥー)へ向かう列車ICEの中でこれを書いている.HELSINKI 9:03発でTURKUには11:00に到着するICE 125号.S220(ペンデリーノ)に乗りたかったが,時間の関係でICEを利用しての移動となった.今回の旅では,SCANRAIL PASS FLEXI(5日間)を利用しているので乗車券は不要,前もって,Helsinki中央駅でSCANRAIL PASSをVALIDATEしてもらい,ICE125の二等指定席券を購入.その際,"Upstairs" か "Downstairs" か訊かれたが,咄嗟に "Upstairs" と言ってしまったが,今日になって,Helsinkiで成長したスーツケースを持ってることに気付き,ゲッソリ.
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:: Down the three scandinavian capitals| HELSINKI #1



夏休みを利用しての北欧の旅.「今度海外に行くのなら北欧に行きたい」と,ずっと思ってた.仕事以外で海外に出たのは,これがはじめて.自分から行きたいと思っていた場所.SCANDINAVIA.

今回の旅行では,三つの首都に訪れる.HELSINKI(FINNLAND), STOCKHOLM(SWEDEN)そしてCOPENHAGEN/KOBENHAVN(DENMARK).最も北に位置するHELSINKIから順番に南に緯度を下げていく."Down the three scandinavian capitals"という移動の旅.以下のような予定で北欧を移動する.

10.AUG. NAGOYA - HELSINKI(by Finnair)
10-14.AUG. HELSINKI(5 nights)
15.AUG. HELSINKI-NAANTALI(by VR, one night)
16.AUG. NAANTALI-TURKU-STOCKHOLM(one night in the Silja Line)
17-18.AUG. STOCKHOLM(2 nights)
19.AUG. STOCKHOLM-KOBENHAVN(by SJ X2000)
19-20.AUG. KOBENHAVN(2 nights)
21-22.AUG. KOBENHAVN-HELSINKI-NAGOYA(by Finnair)

IMGP2785先頃開通した,Finnairの名古屋−ヘルシンキ航路で愛らしいキャラクターのペイントされたムーミン号に乗って,ついにやってきたヘルシンキ.AALTOを生んだ国,アキ・カリウスマキの映画の舞台.そして,映画「かもめ食堂」の舞台でもある.

この森と湖の地から今回の移動の物語がはじまる.

今回,この旅には,相棒 "Thinkpad s30"を連れてきた.あまり文字を沢山並べる時間はないと思うけど,写真だけでも掲載していけたらと思う.
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07:24 | Comment(6) | TrackBack(0)
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:: 北海道への寝台特急の旅 #25



image/road-blog-2006-05-27T15:06:57-1.jpg15:05 三河安城に到着。
心地よい疲労感が体を包む。この疲れそのものが、今回の移動で体験したものがあるということを示しているのか。
寺山修司は
“書を捨てよ、町へ出よう”と言ったが、
“書き割りを捨てよ、路上へ出よう”の気分。
つたないレポでしたが、これにて完結。お付き合い感謝。





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北海道への寝台特急の旅 番外編 #2|支笏湖公園自転車道

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/続/北海道への寝台特急の旅(予告)
続/北海道への寝台特急の旅 #1 real live
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:: 北海道への寝台特急の旅 #24



image/road-blog-2006-05-27T12:33:32-1.jpg名古屋行こだまに乗車。街行く人は傘を差していない。雨はあがった模様。
12:33 | Comment(0) | TrackBack(0)
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:: 北海道への寝台特急の旅 #23



image/road-blog-2006-05-27T11:59:25-1.jpg腹が減ったと思ったら、そういえば、起きてから何も食べてなかった。
銀のすずに降り、ランチ。
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:: 北海道への寝台特急の旅 #22



image/road-blog-2006-05-27T11:37:13-1.jpg11:19 終着駅上野の特急用ホームに到着し、ガタタンと音をたててドアが開くと、聞き覚えのある「うえのー、うえのー」の朗々としたアナウンス。
乗客が降りた列車は、抜け殻のようにホームに佇んでいる。
振り返り、山手線のホームへ続くエスカレーターに乗る。


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:: 北海道への寝台特急の旅 #21



image/road-blog-2006-05-27T10:43:58-1.jpgあと、10分で大宮に着く。
ついに雨が落ちてきた。
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