とはいっても,入賞ではなくて入選ですし,数年に亘ってというのならともかく,たまたま一回だけ入選したからといって,屁のツッパリにならないことは重々承知しています.それにフォトコン自体には,全く夢も幻想も持っている訳でもありません.たまたま,この展示会の昨年のクリニックに参加して,その流れで,”ちょいと腕試し”と応募したら運良く入選したのが事の次第です.表現した結果として他人の評価を受けてみたかったというプリミティブな欲求からです.
read more-->
:: JPS展,再び
┣ photos w/ words
:: INSTALLATION IX | Beer好きな地主
┣ photos w/ words
:: 沈みゆく太陽が火力発電所に語りかける時
┣ photos w/ words
サンセットを撮るなんてズルイのだろう.わかり易いのは,十分承知している.でも,こんな光景を目の前にして,シャッターを切らない方がどうかしてる.自分にとってはこれこそ,周縁にまとわりついた,小難しいウンチクを蹴散らすための 初期衝動 の発露だから.
read more-->
:: 佐久島へ海水浴に行く | 中間な海
┣ photos w/ words
西港から臨む知多半島.
read more-->
:: 初期衝動 | ひまわり #3
┣ photos w/ words
写真でも,音楽でもなんでもだけれど,やっぱり初期衝動でものにされているものは訴えかけてくる.
音楽で言えば,パンクやネオ・アコ.あの刺々しいほどの荒々しさや瑞々しさは,初期衝動あってこその産物だ.パンクにしろ,ネオ・アコにしろ,その音楽の形式を指してそういう場合が多いが,それは大事なものを見落とした見方だ.形式じゃなくて,むしろ,その志というか,初期衝動がなければ,あれほどまでのムーブメントにはなっていないだろう.それは,当事者たちのインタビューでも明らかだ.
このことを写真の撮影にあてはめて考えると,最初は写真を撮るという行為そのものの斬新さをしっかり感じ取り,熱に浮かされたようにシャッターを切り続ける.そこには,撮影者の状態,つまり,空中に何センチか浮いたような微熱さ加減が,何かしらの形となって画像に写しこまれるような気がする.
それが一定の時間を経ることによって,いろんな情報やテクニックが詰め込まれ,そういったものが少しずつわかってくる.それは大部分が必要なことなのであるのだが,その反面,余分なことまでを考えることになる.そして頭で考えはじめると,途端につまらなくなるものが多い.よくある話だ.
read more-->
:: 太陽に背を向けて | ひまわり #2
┣ photos w/ words
Going his way.
read more-->
:: 産廃地層の記憶 | ひまわり #1
┣ photos w/ words
この下には産廃が眠っている.そのことを知ってか知らずか,ひまわりは咲き狂う.
いわしののんびり遊泳:安城市へひまわりを見にで知ったひまわり畑.ここの横の道は仕事でよく通るのだが,これほど見事とは露知らず.
read more-->
:: 空の片隅
┣ photos w/ words
自分が写真を撮る場合の話であるが,ブログの記事の一部として使う説明的な写真(記録写真と言ってもいい)と,それ単独で見せたい写真の二種類を切り替えているように思う.といっても,カメラにそういうスイッチがある訳ではなく,あくまでも気分的なものであったり,あるいは,目の前に現われた撮る対象によっても変わってくる.
気分的だといっても,過度に自覚的になっている訳でもない.どちらともわからない場合もあるし,その境界線は本人にもわかってないこともある.ただし,どこそこに行ったということや,何かを食べたとか,何か面白いものを見つけたとかいった場合,構図云々とか,背景がどうとかってあまり意識せずに撮っている.特に,自転車に乗って出掛けた場合は,写真を撮る時間すらまどろっこしいので,そんな些細なことに構っていられないのだ.
さて,記録的な意味合いの写真は,ブログの記事の一部として使われ,同じ時間に撮られたけど単独で見せたい写真は,説明記事に続け単独で掲載したり,文章と切り離して掲載したりしている.そういう場合は,写真とブログの記事が連動しているので載せ忘れるということはない.
read more-->
:: INSTALLATION VII | 使徒,出現
┣ photos w/ words
「シグナル照合パターン青,使徒です」
CDをぶら下げるのは常套手段としても,牛乳パックの造作と服に見立てたゴミ袋.只者じゃない.
read more-->
:: 万燈祭り
┣ photos w/ words
毎年,7月終わりの土・日に開催される地元の祭り.愛知県の無形民俗文化財にも指定されている.学区が違うので一度も見たことがなかった.
土曜日の夜は,いつもはクルマが往来している通りを通行止めにして,万燈が勢ぞろいする.担ぎ手のフレッシュだし,一番の見せどころである.
いかにも重そうな万燈を一人のものが肩に担ぎ,荒々しく回転する.今時の万燈には,クルマ用のバッテリーが積んであって,それで中の照明を灯している.たぶん,30kgはありそう.だから,勇ましいというより,半ばやけくそといった感もあり,見ている方も力がはいる.
担ぎ手が交替した回り始めは,威勢よく回っているが,そのうち疲れてきて,ふら付きはじめる.そこで頃合を見計らって,次の担ぎ手に交替する.この交替の時が要注意で回しているうちは慣性でそのままいけるが,一旦止まってしまった万燈を受け継ぐのは,モロに重量を体で支えないといけないので大変.女性だけの万燈もあって,この引継ぎで何度も倒していた.
万燈は町毎にあるのだが,古風なつくりのものがある一方,現代調のものがあったりして(要するに,描かれた顔がアニメ風というか,フィギュア風というか),そのミスマッチ具合がおもしろい.200年以上の歴史を持つ万燈も年々変化しているということなのであろう.
read more-->
:: 祖父と盆栽の記憶
┣ photos w/ words
以前,「絹糸草」という記事で盆栽派かもしれないと書いた.そして,「unknown flowers in the highland」では,”亡き祖父が盆栽を半ば本職のように手入れする人だった”と書いた.そんな理由で,”盆栽”と聞いて真っ先に思い出すのは,祖父のこと.
祖父は随分前(25年くらい前)に亡くなっている.高校で授業を受けているときに,突然病院から呼び出されたのを今でも覚えている.
その祖父のことであるが,私が物心ついた頃には,祖父はすでに隠居しており,私の両親の家(つまり,当時のボクんち)からクルマで5分くらいのところに,祖母と一緒に棲んでいた.そして,私そして両親の家の敷地内にはトタン屋根の小屋が建っていて,祖父はそこに毎日通ってきていた.なぜそんなことをしていたのかは訊いたことがないのでわからないが,実家の土地の問題からか,案外,自分の隠れ家というつもりだったのかもしれない.
read more-->
:: Walk On The Wild Side
┣ photos w/ words
ワイルドサイドを歩け!
:: Learning of forest
┣ photos w/ words
:: unknown flowers in the highland
┣ photos w/ words
「この花の名前は?」と訊かれたら,たぶん聞こえなかったふりをするしかないほど,植物の知識に乏しい.でも,というか,だからこそかもしれないが,やたら植物に詳しい男に憧れていたりする.これはまたいずれ書くかもしれないけれど,亡き祖父が盆栽を半ば本職のように手入れする人だったので,その素質はあるはずなのだけれど.
そんな中途半端にしか草花に興味がもてない男でも,なぜか森の中にいると,森の妖精がそう仕向けるのか,不思議と花や草木にレンズを向けていたりする.
ここに挙げた草花の写真は,全て蓼科で撮影したもの.でも,名前はほとんど言えない.この中で辛うじて名前を知っているのは,上の「ワレモッコ」だけ.これは,亡き祖母がこの花が好きだったので覚えている.
ここをご覧くださっている方の中には,植物に詳しい方もいらっしゃる(そう,そこのあなた!).もし写真に写っている花の名前をご存知ならご教示いただけると嬉しいです.
read more-->
:: 蕎麦屋から眺めた八ヶ岳
┣ photos w/ words
信州の食べ物と言えば,蕎麦.
住んでいる場所では蕎麦屋は珍しく,おいしい蕎麦には滅多にありつけない.そのため,信州に来たときは,蕎麦屋を探してはいることが多い.ただ,蕎麦の味についてウンチクを垂れる程の舌を持ってる訳ではないので,なんでも美味しく食べられる(といっても,甘ったるいつゆは勘弁だが).信州というだけで,街道沿いには蕎麦屋が沢山軒を並べているし,平均値も高いはずと思い込んでいるのだが.
そんなこんなで,麦草峠を登り,白駒池でのんびりし,高原なダウンヒルを楽しんだ後は,目をつけていた国道299号沿いの蕎麦屋「深山」で蕎麦をいただいた.この店は,そばがなくなった時点で店じまいしてしまう.到着したのが,午後一時を過ぎていたので心配したが,とても美味しい蕎麦をいただけた.
その蕎麦屋の駐車場で撮ったのが,八ヶ岳の写真.右の鋭く尖っているのが阿弥陀岳,左の凸凹の山が権現岳である.
read more-->
:: side by side
┣ photos w/ words
美観地区から倉敷駅に向かう歩道にて.
read more-->
:: green on blue
┣ photos w/ words
倉敷にて.
read more-->
:: 倉敷写景 #4 | 曲がり角の腰掛
┣ photos w/ words
道に面して建物がギリギリまで建てられてる曲がり角に,クルマが衝突しないために白い鉄のポールが設置されていたのです.でも,道が狭い上に建物が迫っているので,衝突してしまうクルマがあるようで,ポールはと言えば,キズだらけで,曲がっていたのです(というより,それのために設置しているのだから役に立ってると言えるのでしょう).
その様子にすこし離れたところからカメラを向けていたら,近くにいたおじいさんが意味ありげにポールの近くに置かれた”木の切り株”を指差すのです.
なんだなんだと思って撮ったのが,この写真です.
まったくもって意味不明なんですが,座ったかどうかは想像におまかせしましょう.
read more-->
:: 倉敷写景 #3 | 自転車のある風景
┣ photos w/ words
:: 倉敷写景 #2 | 軒先から
┣ photos w/ words