おひるねハウスでノンビリとおひるねしたあとは,レンタルしたママチャリで島巡りにGO!
それにしても,ママチャリに乗ったのは,いつ以来だろうか.走り出してみたのだけど,ポジションが妙に突っ立っていて違和感が大きい.とりあえず,ペダリングだけでもと思ってサドルをあげみたのだが,如何せんハンドルが近すぎてなんとも走りにくい.態勢的にあまりに走りにくいものだから,思わずダンシングしてみたらこれがまたうまくできなくて焦った.
普段乗ってる自転車でのダンシングでは,ハンドルを持つ手を支点にして,体重を分散させつつ,ペダリングするのだが,ママチャリの場合,ハンドルがあまりに近いものだから,ハンドルに体重を掛けられず,ペダルに全体重を乗っけたまま漕ぐことになる.丁度,アスレチックジムに置いてあるステッパー(立ったまま足を上下させながら階段を上るような動作で負荷をかける運動器具)のような動きになってしまう.足二本だけでバランスを取ることになって不安定この上ない.
佐久島は南側の沿岸部にほとんどの集落が集まっていて,中央部は田園,北側は雑木林が広がっている.中央部を走っていると,なんだか沖縄なんかの南国に居るような錯覚に陥り(といっても,沖縄には行ったことがないのであくまでも想像なのだが),不思議な気分だ.途中,ヤギやダチョウを見掛けたので,余計にそう感じたのかもしれない.
島のぐるりには道があって,それを使って時計回りで北側に回ると,民家はなくなり,左手に海,右手に林を見ながら進んでいくことになる.そして,そのあたりに来ると,大量の貝殻が道の至るところに散乱していて,ジャリジャリと踏み締めながら進んでいく.ママチャリながらパンクを心配しながら走る.ここをロードバイクで走るつもりなら,替えのチューブを一ダースは持っていたほうがいいだろう.
島の周囲は11km程あるのだが,途中で時間がなくなってしまった.そこで半分程度行ったところ(丁度,島がくびれているあたり)で南側に引き返したのだが,その途中に田んぼがあって稲作が行われていたのには驚いた.島に来るといつも思うのだが,水は充分確保できているのだろうか.
アートは全てをじっくり見る時間がなかったのだが,島の生活の中にちょっとした特異点として存在してる様が浮き足立っていなくて好感が持てた.強烈な個性で周りから拒絶したような作品もありだが,こういった人々の生活に溶け込んだものも面白い.ただ今回は,海水浴にサイクリングと,アートの島というより,野趣溢れる島といった印象の方が強く残ってしまった.次回は,のんびりと時間をとって,ゆるりと島を巡ってみたいものだ.
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