PENTAX Optio WPi/2007-8-14/Hosted on Zooomr
昨年の成果に味をしめたようで,甥っ子が行こう行こうとうるさい.この時期の恒例行事になってしまったようだ.といいつつ,これで結構,自分も楽しんていたりするのだが.
今年は積極的に行ってみるかということで,バナナトラップを仕掛けることにした.「伊豆半島へ」に書いたように,この二日前に昨年収穫のあった東浦に行ってワナを仕掛けておいた.といっても,大したものではなく,ハツミツを入れた焼酎に漬け込んだバナナを日光にあて発酵させた後,現地でストッキングに入れて木に巻きつけただけ.同じ林の中,三箇所に仕掛けておいた.
夜暗くなってから,甥っ子二人と弟の4人でトラップを仕掛けた林に行ってみる.もちろん,虫除けスプレーを体に吹きかけ,携帯用ベープを腕に巻いて,蚊対策は万全にしてある.
現地に到着し,林に入っていって一本目を見ると,仕掛けたはずのトラップが見当たらない.理由はわからないが,誰かににはずされてしまったようだ.これはマズイなと思いながら,少し奥にある二本目を見ると,そこのトラップは残っていた.そこでは,カブト(オス)一匹を見つけ,捕獲.三本目では,カブトムシ(メス)一匹を捕獲.残念ながら収穫はこれだけだった.で,クワガタにはお目にかかれなかった.もしかしたら,少し遅すぎたのかもしれない.
ということで,あきらめきれない男どもを率つれ,里山と田んぼの中をクルマで走り周り,手当たり次第に目ぼしい樹を見てまわるが獲物は見つからなかった.ということで,とうとう,今年はクワガタにはお目にかかれなかった.時期が遅すぎたのだろうか.
里山を彷徨っている途中で見つけたのが,羽化途中の蝉(トップの写真)である.これには,甥っ子たちも興味津々で観察していた.
そういえば,子供の頃は,樹の幹の根っこのところに空いている小さな穴に水を流し込み,その穴をほじくり返して,その中にいるどんごろ(三河ではセミの幼虫のことをこう呼ぶ)を捕まえたものだ.そして,そのどんごろを庭の木に止まらせておくと,その夜中に羽化をしはじめる.写真のような真っ白なその姿は,子供心にも,神秘的に感じたものである.甥っ子たちも何か感じただろうか.
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先日、友人ファミリーと岐阜の山へリベンジ採集に出かけましたが、やはり、少し時期が遅かったようで、カブトのメス1、ヒラタのメス1、アカアシのオス1・・・という結果。
友人と、来年は6月から採集しようと誓いました(笑)
来年、息子とやってみます(笑)。
あの白い姿には,とても純真無垢で神聖なものを感じますね.それは,その白さだけでなく,無防備さにもあるような気がします.
バナナトラップの成果はあったのですけどね.微妙な結果に終わってしまいました.
やっぱり時期が遅かったようですね.それよりももっといいポイントを見つけないとなあ(笑)
バナナトラップは簡単です.なんんなら腐りかけのバナナだけでもいいかもしれません(笑)
ただ,作るのに,適当な焼酎が家になくて困りました.泡盛が何本かあったのですけど,カブトムシにやるには勿体なさ過ぎ(笑)結局,酒屋で安い紙パックのを買ってきました.
あと以前,スイカを半分に切ったのをそのまま林に放置するという力技のトラップを見たことがあります.