帰りのクルマの中での会話.
「よかったねー」「お得だよねえ」「あれでよくやっていけるね」と誉め言葉のオンパレード.
おまけに,チェックポイントで出された補給品の金額を二人して積み上げはじめる始末.
「補給品は,何がでたっけかなあ」
「最初のチェックポイントはお茶だったよね」
「その次は,味噌まん.50-100円くらいでしょう?」
「昼飯のお弁当は500-600円くらいだね」
「その次に出たヨーグルトは100円でチーズが30円」
「最後のチェックポイントのうず巻は1/3に切ってあったから50円として..」
「カロリーメイト(ゼリー)はどのくらい?」
「200円くらいかな」
「これで全部だった?」
「あと最後に出されたおしるこも入れなきゃ」
「それを忘れてた.おしるこは30円として,合わせて1,110円」
「それからあれもあるよ.お土産」
「アミノバリューの500mlペットボトルが150円,記念品のバンダナが500円とすると,しめて1,760円」
「これで参加費が2,000円というのは,原価割れしてるよね.きっと」
「まあその分,浜名湖のPRになって,宿泊や温泉にお金を落としていってもらえればいいと考えてるんじゃないかな」
「地元の活性化にもなるしね」
ここからまた「よかったねー」「お得だよねえ」に話は戻ってしまい,きりがない.
走りきった達成感で少しばかりハイな気分になっているというのを差し引いても,これがウソ偽りのない感想だった.「二年連続だからマグレではないなあ」とぼんやりと考えていた.
そして,ふと静かになったと思って隊長を見ると,スースースーと夢の中.長距離を走って,よほど疲れたのだろう.
北欧の国で奏でられる音楽がスピーカーから流れ,クルマの中をちょっとジャジーに,ちょっとエレクトロニックにしていた.
しばらくそのままにして,まばゆいばかりのオレンジ色の昼下がりの光線の中を滑るようにクルマを走らせた.心地よい疲労感を感じながら.
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"ぐるっと浜名湖"は良いイベントですね。
素晴らしい天気の浜名湖の風景を拝見していると、僕もイッチョ走ろうかという気になってきました。
"ぐるっと浜名湖"はサイクリングブームにも乗ってか,毎年ぐんぐんと人気が出ています.来年は複数回の開催になるかもしれません.
もうすぐ春ですね.菜の花もキレイですね.竹林の中も走ったら気持ちいいでしょうね.
浜名湖ツーリズムは,おすすめです.愛知県からも比較的近いですし.日帰りで明るいうちに帰ってこられます.来年は是非どうぞ.
おととしはもらえたというバンダナが昨年はもらえなくて残念だったんですが,そういう声が多かったのか,今年はまた復活しました.最後にアンケートを書くのですが,その声を翌年にしっかり活かしているのも素晴らしいですね.