前回の続き.3月1日から試行されている名鉄のサイクルトレインを利用するのため,以下の電車に乗車する予約をした所まででした.
[復路]蒲郡競艇場前駅 14:41発 ===> 福地駅着 15:19(所要時間:38分)
ということで,蒲郡に滞在できる時間は,正味4時間15分.
自宅から福地駅までの距離は,片道約20km.まとまった距離を自転車に乗るのが久しぶりの(そして,今回は浜名湖一周の予行演習その1)隊長のことを考え,余裕を見て,8時前に出発しました.
高浜市を経て,碧南市の鷲塚を抜け,上塚橋で矢作川を渡り,西尾市に入りました.そのまま進むと,ほどなく西尾駅に到着.思いのほか順調だったので一時間くらい前に到着してしまいました.乗車することになっている福地駅は,西尾駅から南へ一駅なので,西尾駅で時間を潰すことにしたのですが,駅前のほとんどの店がまだ開店前.その中,唯一営業していたミスタードーナツを見つけ,ホッとコーヒータイム.久しぶりに山下達郎のテーマソングが聴けると期待していたのですが...かかりませんでした.
暖かい店内でコーヒーをすすってまどろんでいたのですが,ふと気付くと結構時間が過ぎていて,慌ててコーヒーを飲み干し,速攻で出発.西尾駅からの道順を調べてこなかったので線路沿いに適当に南下.道の選択がよくなかったようで,ほどなく田んぼの中の未舗装の小径に迷いんでしまいました.正しい方角に向かって線路の脇を通っていたので,そのまま行けば駅に行き着けるはずだったのですが,だんだん心細くなってきて...あぜで何かを採っていた(ツクシ?)老夫婦に道を尋ね,教えてもらった道を行くと,前方に簡素な駅舎らしきものを見つけられました.
挨拶が終わると,どこから来たのかとか,サイクルトレインをどこで知ったのかの質問を受けました(もちろん,回答は”ブログで知った”です).その他にも,階段を上がるところの写真を撮らして欲しいと頼まれ,それに応じたりしました.その階段は数段しかないものだったので,自転車をあげるのは全く問題なかったのですが,そういったことに気にかけている様子でした.聞くところによると,今回,西尾駅,蒲郡駅,こどもの国駅が利用対象駅からはずれているのは,長い階段の登り降りがあるからというのが一つの理由のようです.重たいママチャリならともかく,スポーツバイクであれば多少の階段は全く問題ないことを伝えておきましたけど,これは実際に体験してみないと理解できないでしょうね.
ふと気付くと,ホームに隊長の姿がないと思ったら逆側のホーム券の裏手にある券売機で切符を買っていました.福地駅から蒲郡競艇場前駅まで片道490円.今回の特別な措置だと思いますが,自転車持ち込み料は不要です.案内係の方には,”倍でも出します”と伝えましたが,倍はちょっと言い過ぎだったかな.じつは福地駅に来るまで知らなかったのですが,この路線はワンマンカーでした.利用方法は,先日の 北陸鉄道 #1 | 石川線 で経験済みなので慣れたものです.といっても,ワンマンバスと同じなので偉そうに言うほどのことでもないですが.
そうこうするうちに,電車が来たので,隊長,私,案内の方の順で乗り込みます.トップの写真がその時のもの.
案内の方の指示に従い,一輌めに乗車しました.たぶん,ワンマンカーの場合,降車時に一輌めの運転側に設置されている精算機まで行かないといけないので,素早く降りられるようにという配慮なのでしょう.普段から利用者の少ない路線らしく,この日も乗客もまばら.ドアを入った左側のシートが空いていたので,隊長と並んで座りました.自転車は自分の体の前に置き,手で支えます.極力二台を重ねるようにしても,二人で随分のシートを占有してしまっていました.一般客の方のうちの何割かの人には,あきらかに好奇の目を向けられる.なんとも背中がモゾかゆい感じでした.
降りる人が二輌めから来て,前を通るときには,少しでも邪魔にならないように気を遣いましたね.通常の利用者も一輌めに集まるため,二輌めより混雑しているのも事実ですし,空いてる二輌めの方が自転車が他の人の邪魔にならずに都合がいいように感じました.二輌めの一部分を自転車専用(あるいは,優先)にしてもらえるといいと思うのですが.
案内の方は,ドアの所に立って見守ってくれていました.いつのまにか腕章をしていて,名鉄の職員であることが一目瞭然です.今回はそんなことは一切ありませんでしたが,サイクルトレインを知らない人もいるでしょうから言いがかりを付けられることもないとは言えませんし,そんな時に説明してくれる人がいるというのは心強いものです.
今回の利用では,いちゃもんも何もなかったばかりか,一色駅で乗車されたおしゃべり好きなおじいさんとは話が弾みました.自転車からはじまった会話でしたが,そのおじいさんの実家が今自分たちが住んでるところの近くということがわかったときは,双方ともビックリでした.
さて,赤い電車は吉良吉田駅から蒲郡線に乗り入れます.この辺りから海岸に沿って線路が伸びているので,時折海が視界に入ってくるようになります.結構急なカーブが多く,なおかつ,民家の軒先をかすめるように進んで行くので,地方ローカル線のまったりのんびりした雰囲気とスリルとが交互にやってくる感じで乗っていて楽しい路線です.おまけに目の前には自転車.ワクワクの二乗でした.
楽しい時間はあっと言う間に過ぎるもので,蒲郡競艇場前駅に到着.自転車を支えながら,降りる一般客の最後尾に付いて,運転席の方へ進みます.一輌めのそのあたりには結構人がいるので,スペースがなくて精算機まで行けずに,運転手さんに切符を手渡ししました.ホームに降りると,ここから戻って帰りの電車の時間にあわせてまた来るという案内の方と別れ,無人の改札口を出ました.そして駅を後にし,蒲郡の街に向かって走り出しました.
この続きは,次回に.
●走行時間 : ?
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ちょっと距離を稼ぐには利用したいそんな気はしますね。豊橋鉄道がしてくれるとありがたいんですが....。
まあ暖かくなったら今年は自走で伊良湖まで走ってみます。(予定ですが)
いたおさんのところにコメントしたあと,居ても立っても居られなくなってしまって(笑)
本番の運用では事前予約はなくなって欲しいですね.というか,いちいち予約が必要なら利用者は激減してしまうでしょう.名鉄としては,今回はテスト運用ということで,かなり慎重になっているのではないでしょうか.
伊良湖までは走ってみたい道ですねえ.フェリーを使って三河湾一周なんてのは如何でしょう.