発売開始から5年が経ち,この2月にはじめてのフルモデルチェンジが予定されているMini cooper.ローバー・ミニのブランドを引き継いだBMWが開発したMini Cooperの発売当初に乗るようになってから,早5年が過ぎようとしている.この春にはニ度目の車検が待っているが,John Cooper Works KITやサスペンションなどそれなりに手を掛け,思い入れもあるし,だいいちとても気に入っているので変える気持ちはさらさらない.
運転するのが楽しいコンパクトカーで造りのいいものということでこのクルマを選択した.今でこそ,国産車ではプレミアム・コンパクトとか,クオリティ・コンパクトといったチャネルが展開されているが(といっても,MINIのライバルになるようなクルマは残念ながら見当たらない),5年前には小さいクルマ=安いクルマというのが事実だった.ちょうどクルマを探している時,BMWが設計したBrand-New MINIが発売され,そのスタイリングとレーシング・カートのようなタイトな走りが気に入って購入した.ただし,自転車に乗るようになってから,走行距離もメッキリ増えなくなってしまったし,そのためにエンジンの調子もすこぶる快調である.
そんなMini Cooperであるが,少し前からワイパーのブレードの一部分がちぎれかけていた.換えのブレードを手に入れるために,近くのイエローハットに行ったが,ワイパーそのものを交換するものはあったが,ブレードだけは置いてなかったので,ディーラーから取り寄せた.
ブレードに交換手順の説明書が添付されていたので,それに沿って交換しようとしたのだが,取り外しにはかなり手間取った.はっきり言って,この手順書の通りにやってもはずせない.
手順書の1〜4まではこの通りでいい(ただし,2,3はしなくてもいい).このあとが一苦労で知恵の輪状態だった.
ワイパーのフレームに固定するために,薄い鋼板がブレードの両側に差し込まれている.これがフレームから出た6箇所の∏字形の爪の中を貫通しているのであるが,最外側の一箇所の爪の所は,鋼板が切欠きになっていて,その切欠き部に爪が両側から押し込まれることによって,固定されている.その爪を外側に起こすことができれば,簡単にはずせるのであるが,実際にやるのは難しそうだったので別の方法をとった.
まずは,4の状態でフリーになった側の端でゴム部を下に引っ張って,鋼板からはずす.そのまま,ずるずるとゴムだけを鋼板からはずしていく.5箇所の爪までは簡単にはずせるが,最後の爪のところは,ゴム部と鋼板を外側から挟み込んでいるので引っ張ってもゴムははずせない.そこで,鋼板を180度回転させ,外を向いている切欠き部を内側に持ってくる.そうすると,ひっかっかりが無くなるので,簡単ではないが鋼板を爪から引き抜くことができる.もう一方の鋼板も同様に引き抜く.ここで注意するのは,鋼板はこのあとも使用するので曲げすぎて折ったりしないことだ.
鋼板をはずしたあとはゴムだけが残る.ここまでくると,あとは引っ張ればゴムははずれる.組み付けは,この逆にすればいい.手順書通りにやればできるはずである.先ほどゴムをはずすのにてこずった最後の爪の部分は狭まっているので,樹脂製の付属部品を差し込んで広げておく.これも手順書通りである.はずした時に構造を理解できているはずなので,はずすことに比べれば簡単である.

