K10Dを手に入れたはいいが,それを入れるカメラバッグ(レンズを付けた本体と複数の交換レンズを収納するもの)やカメラケース(レンズを付けた本体だけを入れるもの)といわれるものを持ってない.かといって,さすがに,生身で肩からぶら下げて歩くのは気持ち悪い.
ということで,当面運ぶ時に使おうと思って,コンパクトなバッグかケースを手に入れようと名古屋のカメラ屋に出掛けた.本当言うと,本体を入手する前までは,自転車で運ぶためのバッグが欲しくて,あれやこれや探していたのであるが,そちらは今後の楽しみに取っておくとして,この日はまずは手軽に持ち運べるものを見つけるために出掛けたのである.
その結果上の写真のようにになった.訳ではない.カメラを覆っている布は,たまたまあるサイトで見つけて一緒に他のものと一緒に購入したもので,この状態で名古屋に出掛けたという訳.この布,これでも立派な”DOMKE”製のカメラ用風呂敷で,四隅にマジックテープが付いていて,なんでも包めて便利なのである.ただ,カメラを取り出したあとのこの布のやり場には困った.結局,脇の下に挟んだのだが...
さて,この日,袋の中のカメラに装着されていたのは,先日ポチッっとした純正のパンケーキレンズ smc PENTAX DA 21mm F3.2 AL Limited.35mm換算で32mmの焦点距離をもつ単焦点レンズ(ズームしないレンズ)である.ちなみに,パンケーキというは,形が似ているからだそうだ.日本風に言うならば,大判焼きレンズといったところであろうか.
カメラのレンズを交換するという作業もはじめてなら,単焦点レンズなるものを使ったのもはじめて.”単焦点”という言葉を鵜呑みにしていたので,半押ししてフォーカスリングが回った時には少し驚いた.単焦点といってもピントを合わせる必要は当然ある訳で,全く恥ずかしい話である.
例えて言うと,自動車の免許しか持ってないのに,いきなりジェット機(大袈裟ならダンプカーでもいい)を運転させられている感じである.知らないスイッチや計器が沢山並んでいるし,それよりなによりも,車幅感覚が全くない.
基本的な操作方法は,ボディに同梱されてきた「K10D活用ガイドブック」*1に解説されている.さかのぼること数日,出張で乗った特急しらさぎの中で一通り読んだ.この本が非常にわかり易く,意外にもすんなりと理解できたのであるが,読んで理解できたのと,使いこなせるというのとの差は大きい.このK10Dには,ただでさえハイパーなんちゃらという機能が復活したということで操作系を複雑にしている上に,ISO感度を取り込んだ新しい露出モードとして,感度優先モード*2とシャッター速度&絞り優先モード*3なんていうますます混乱させられるものが導入されてて,選択肢が飛躍的に増えているのである.頭の中で整理整頓するだけで手一杯で,まるで,それはモード選択ダイヤルを緑の四角マークの位置以外に合わせるのを拒否しているかのようだ.
- *1
- '07/1/31までのキャンペーン非売品で,これを付属するために,製品箱のサイズを大きくしたといういわく付きの本
- *2
- [Sv]任意のISO感度を設定し,シャッター速度と絞り値は自動設定
- *3
- [TAv]設定した絞り値とシャッタースピードにふさわしいISO感度を自動決定
PENTAX公式サイトより/click to enlarge
唯一理解できるのは焦点距離.これはフレーミングに直結するファクターなので,要するにファインダーで覗いて気に入るかどうか.まあ,難しいことを言えば,ズームレンズの場合,望遠側での圧縮効果云々といったことも頭に入れてフレーミングする必要があるのだろうが,これとてコンデジでも同じことなのである程度の感覚はあるつもり.
さて,あとどのくらいしたら,絞り・シャッタースピード・ISO感度の三位一体で攻めてくる露出系の車幅感覚を身につけられるのであろうか.まずは”絞り”からかな.これは被写体深度と結びつき,結果としての画像上での違いが明確で,感覚的にわかり易いように感じる.
もう少し,Caplio GXをマニュアルで使い倒していればよかったと思う,今日この頃である.上の写真は,そう思いつつ,GXの絞り優先AEを使って,意図的に絞って撮ったもの.GXでは絞りを三段階しか変えられないのだが,これだけでも結構変わって新鮮な喜び(遅いって).ということで,早く若葉マークをはずせるようにならないとなぁ.
あっと大事なことを書き忘れるところだった.くだんのお目当てのカメラバッグであるが,栄周辺のカメラ屋を数軒回ったが,どこも置いてある数が少なく,結局,雰囲気をつかむくらいにしかならなかった.だから,いまだに写真のままなのである.
補足:Menuに”camera talk”を追加.
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カメラの使い方等は、とにかく数撮っていじり倒すのが一番ですね。最初はわけわかめだった自分も、今ではだいぶ操作方法が頭に入って、撮影するときに余裕ができました。
自転車乗りのバッグというのは,選択肢がいろいろあるのだけれど,選択肢の先は製品は限られるという感じで,嬉しいやら悲しいやら(笑)
その前に,普段使いのバッグを探さないとと思い出掛けた訳ですが,思ったほどバッグというのは置いてなかったです.カメラマニアというのは,あまりそういうものに拘らないのかなあと思ったりして(笑)ですので,ネットで探すしかなさそうです.
”撮影するときの余裕”欲しいです(笑)いつになったら持てるのやら.今は,後からあのときはこうすればよかったと思うので,余裕は全くないだけでなく,マイナスです.
初めの内はプログラムモードや絞り優先で撮っていくと良いと思います。
あと、露出補正を覚えていくと白は白、黒は黒と自分がイメージした写真に近づけるので便利です。
いっぱい撮ってカメラに慣れないとですね。
カメラバックは気に入った物を見つけるのって難しいですよね^^;
名古屋駅の西側にあるビックカメラは結構多い方だと思いますよ。
ただ、似たような物が多いですが・・・
写真のテクニックについて、こんなサイトがあります。
よかったら、ご覧になってみてください^^
http://arena.nikkeibp.co.jp/tec/camera/
http://www.aaa-www.net/~mistress/top.html
↑少し古い記事なのでリンク切れもありました^^;
K10Dにはハイパープログラムモードというのがあって,プログラムモードから二つのダイヤルで自由に,絞りとシャッタースピードを変えられるので今はそれを使っています.といっても,どちらをどれだけ変えるかははっきりいって,あてずっぽうですが(笑)
バッグの件,昨日,名古屋に行くついでに早速ビックカメラに行ってきました.言われるように,種類は豊富でした.あれだけあれば,立派なものですね.てっきり家電屋だと思っていたのですが,さすがに店の名前に”カメラ”とついているだけありますね.そのビックカメラでloweproのトップローディングバッグを買ってきました.カメラ単体で持ち出したい場合に使うつもりです.
自分の場合、シャッタースピードを自分で調整したい場面と言うのは、滝や波などの水関係に限られるので、絞り優先でほとんど事足りる・・・・というか、それが1番便利ですから(笑)
K10Dは色々と機能が豊富そうですね。
微妙にお高めのレンズを買っちゃったので先になりそうですが、自分もD80・・・できればD200へステップアップしたい気持ちで一杯です(笑)
カバン・・・用途に合わせてと数種類買ったんですが、どれも「いかにも」といった感じで、もうチョットいかしたモノにすれば良かったと反省しています。
という事で、現在カバンを物色中です(笑)
K10Dの場合,ハイパープログラムモードというのがあって,これが便利なんです.何もしなければ,プログラムで,前後のダイヤルを回せば,シャッター速度優先にも,絞り優先にも変えられるのです.他のメーカーがどうなっているのかは,知らないのですけどね.言われるように,絞りはなんとなく理解しやすいのですが,シャッター速度は感覚が掴むまで見当がつけられないですね.
いかにものカバンが多いですよね.もっとらしくないのが欲しいのですけどね.
ブログ見ました。
また、コメントさせてもらいます、ありがとうございました。"
今後ともよろしくお願いします。