さきの土曜日のこと.朝の7:20.自転車(ロードレーサー)に乗って,家を出て,西へと向ったのです.
その時は車道を走っていました.家から5分くらい行った所にある橋を渡り,その100mくらい先の信号のある交差点まで坂を下って行きました.前方の信号を見ると,赤.3,4台の車が停止線で止まってたのですが,そのうちの一台だけが(3台目だったか?)左のガードレールに寄っていて,そのまま車道を走っても,その間を通過できない状態でした.そこで手前の切れ目から歩道に上がり,そのまま交差点の所まで行こうとしたのです.
そして,その妙に左に寄った車の横を通過する際に,車の中から
「kぁsっじゃjmだあかskだ!!!!!」
と怒声が聞こえてきました.瞬間,そちらに顔を向けたのですが,運転席に座った男(20台〜30台前半)が助手席側の窓を少し空け,こちらに向って怒鳴っていました.何を怒っているのかわからなかったのですが,それは明らかに,こちらに向っての悪意のこもった怒声でした.その男は社員カードとおぼしきものを首から掛けていたのでこの近辺の大企業に勤めているのでしょう.
その時は(というかいつもですが)車道をおとなしく走っていただけですから,こちらには一切落ち度はありません.こっちも驚きましたが,それ以上に,なんとも理不尽な物言いには,腹が立ちました.
一旦,信号の所まで行ったのですが,トボトボと引き返し,その車,白のマツダ デミオの横に行きました.自転車は,本来,車道を走ることになっていることなどを諭そうと思ったのですが,その時には,窓は締められており,男はなんとなくソワソワと挙動不審.何事もなかった振りをしていたので,「今,なにか言ったか?」と少しばかり大きな声で,優しく問いかけてあげました.しらんぷりを決め込む様子.アホに付き合っても時間の無駄なので,その場は離れました.
ああいう輩は大型車(特に,ダンプ)に多いと思っていたのですが,幅寄せとか,クラクションは慣らされたことはあっても,直接怒鳴られたことははじめて.それも乗用車.今思い出しても腹が立ちます.
想像するに,橋付近で鬱陶しい自転車をやっと追い越したと思ったら,運悪く,前方の信号が赤で停まらないといけなくなった.といっても,そのままだとまた自転車に追い越されるので,幅寄せして通れないようにしてやれと.シメシメと思ってサイドミラーを見ていたら,なんと自転車はサクッと歩道に上がり,横を通り抜けていくではないか!!!
「クソーッ!!!自転車ごときがー!!」と発作的に窓をあけ,怒鳴った.
といったところでしょう.気持ちはわからんでもないですが,なんとも直情的で幼稚な男です.おまけに,ケンカを売っておいてケツまくって逃げるとは.
今までも運転免許の資格は甘いと思っていたのですが,こんなのが多いのでは,運転免許証の必要要件に,知能テストと性格テストを義務付けるべきですね.
- Related entries:
- 拝啓 岐阜県泥棒組合 殿
撮影の足はもっぱら自転車(小径ですが)なんです。最近、
新しいのを買ったという事もあってますます自転車に
ハマりつつあります。
>知能テストと性格テストを義務付け
賛成ですね、ほんとイカレたドライバーが多すぎですよ。
自分の吐いた唾を平気で飲む輩が多いです。
それも自分勝手な理由で、聞こえるように舌打ちしたり、怒鳴ったり。。。。
これは、交通ルール以前の問題だと思います。
しかも土曜日に同僚はゴルフなどを楽しんでるのに俺は休日出勤かよ。
そんなときに自転車に追いつかれてね、
○▲※○▲※○▲※って叫んじゃったんだ。
聞こえないつもりで言ったのにわざわざなんか言いにきたよ。
無視無視。
俺は何にも言ってないし、見てないぞ〜
こんな所でしょうか?
バスがバス停に停まっているのに後ろでクラクションを鳴らすバカタレは
こんなやつでしょう。よくいます。
そうですね.意外にも,常識というか法律を知らない人が多いですよね.警察すらも,歩道に閉じ込めたいために,歩道を走れと指導する始末ですからね.
こういうヒステリックな交通事情(世界にはもっとヒドイ所はありますが)を造りだした要因の一つは交通行政なのではと思っています.
そうでしたか.あの見事な写真たちを撮影する前に,小径車が活躍していたのですね(^^)
新しい小径車は,如何ですか?いいですね.羨ましいです.それにしても,何を買われたのかが気になりますねえ.よかったら,またblogで紹介してください.自転車にはまってきたということなので,そのうち被写体として撮りたくなるでしょうから,blogの写真に登場させてくださってもいいのですが(^^)
それだけ世間が世知辛くなってきてるのでしょうかねえ.それとも,昔からそういうのはあったのかなあ.
いずれにせよ,車のドライバーの中には,”車が偉い””車が優先されて当然”という意識を持った人たちが,少なからずいますね.そのへんを変えないといけない訳ですが,難しい問題ですね.
ストレス社会ですか.そんなところなんでしょうね.でも.今回の輩は,明らかにこっちに向って怒鳴ってましたよ.ご丁寧に,こちらに聞こえるように,窓まで開けてくれたのですから.それなら閉めなくてもいいと思うのだけど,自分の否に気付いたのでしょうね.> バスがバス停に停まっているのに後ろでクラクションを鳴らすバカタレは
こんなやつでしょう。
これはヒドイ.こんなのもいるのですか.完全に公私がなくなっていますね.
歩道でちまちま乗って変に邪魔者扱いされるより、あえて日本の法律を遵守して、車道を颯爽と走ってもらいたいものです(おばちゃん達には無理でしょうが・・)。デンマークみたいに自転車専用レーンがあればいいのにといつも思いますねぇ。
自分も車道(っていうか歩道もない道)の左脇を走っていたら、後ろからの小型車に思いっ切りクラクションを鳴らされ、追い抜きざまに窓開けて同様の罵声を浴びせられたことがあります。
自分も短気なもので、ついその場でカウンターの怒鳴り声を張り上げてしまったのですが、そうして乗せられるようにケンカするのも、後味が非常に悪い。
もう、自転車にやさしくないこの環境には、あきらめて開き直るしかないです。
幸い法は車道走行を認めているのですから、どんなクラクションも罵声もどこ吹く風。堂々と車道を走り、もし幅寄せでもして来ようものなら、オーバーアクションで転倒なんかしてみたりして、その損害と慰謝料を思いっ切りふんだくってやる位の気持ちで自転車に乗っていようなんて、勇気もないのに一人意気込んじゃったりしてます(^^;)
デンマーク,スウェーデン,フィンランドは自転車先進国ですからねえ.自転車乗りには天国です.日本もそうなってくれると嬉しいのですが,少なくとも,自転車が置かれた今の中途半端な立場は,なんとかしてもらいたいものです.車道を走れば車に疎まれ,歩道を走れば暴走と言われる.
そのためには,路側帯を自転車専用にするしかないと思いますね.
そうですか.wattsuさんも腹立たしい体験をされているのですね.追い抜きざまというのは,それはそれで腹が立つシチュエーションですね.
意に介せずでやれたらどんなに楽かと思いますが,一方,理不尽なものを放っておくというのが大人な対応なのかは,判断が難しいところですね.
これだけママチャリでない自転車の文化が育ってくれば,このままでは放っておけない問題だと思います.かといって,歩道に押し込まれるのは,ご免ですが(^^)