Helsinkiの厄介な石畳*1 に落として再起不能になった PENTAX Optio WPi マウブラック.
- *1
- 石畳のゴツゴツは,落下させられたカメラにとっても厄介だが,自転車乗りにとっても厄介
そして31日の昨日,無事修理が完了し手元に戻ってきた.それに嬉しいことに(これは電話をもらった時に伝えられたことだが),保証期間内だから無償で修理してくれた.保証期間内なので当たり前と思うだろうが,これがどっこい保証書や取説には,”使用上の誤り(使用説明書記載以外の誤操作等)により生じた故障は,保証期間中でも無料修理の対象にはなりません”と書かれている.落下による故障は,落下させた側に100%の過失があるので,当然有償だろうと,無償はあきらめていた.落下させたことを隠すこともできたのだろうけど,”落下させたことが原因で起動しなくなった”旨を書いて,保証書と一緒に送った.それがよかったのだろうか.レンズなどの光学系に問題がなかったのが,大きかったのかもしれないが,嬉しい心遣いである.
製品に添えられていた修理票によると,基盤が交換されており,”電池膨れのため交換した”とのが記述あった.”電池膨れ”って何?それに,何を交換したのか書かれていない.電話して訊くと,”電池膨れ”というのは,電池の形が幾何学的に変形しているということでした.まあ,字の通りですね.それで電池そのものも新品に交換してくれたそうです.ということは,交換したのは,基盤と電池だけということか.ガワは傷がついたままだから交換されてないのは確かだが,前面の黒色の部分には傷があったように記憶しているのだが,戻ってきたものには見当たらない.もしかして交換してくれたのか?それとも記憶間違いか?
さて,Optioを修理に出している間は,代わりにRicoh Caplio GXをメッセンジャー・バッグに忍ばせていた.でも,ずっと入れたまま.写真を撮りたいシーンというのはそうそうやってこないのだが,その時にメッセンジャー・バッグを持っているという状況がどれくらいあるのだろう.通勤で自転車に乗ってる時に写真を撮ることが多いので,少なくはないはずだが,普段仕事をしているときには,ロッカーに入れられたバッグの中*2.その点,Optio WPi は,純正のウエスト・バッグに入れ,仕事中でもいつでも常に腰につけているので,その機動性という点ではバツグン.おまけに防水だから雨の中でもヘッチャラ.もともとカメラを首から下げて「さあ.外に出て撮るぞー」というタイプではなく,どちらかというと,いつでもどこでもスナップを撮りたい,つまり,面白いシーンを見つけた時にカメラがあって欲しいので,BLACKIE が帰ってきて勇気百倍だ.
「さあ.外に出て撮るぞー」
- *2
- ワイコンを装着しているので専用のウエスト・バッグに入れられない.単独の場合,汎用ウエストバッグに入れて持ち運んでいるが,仕事中に腰につけるのは大きさから困難なのである.
WPiの使用感、わたしも同感で使用状況を選ばない究極のスナップカメラですよね!
修理から戻ってきてホッとしました.返す返すもスナップには最強のフットワークの軽さですね.
PENTAXにコアなファンが多いのは,こういう修理対応にも理由があるのかもしれませんね.