ここヘルシンキ・ヴァンター国際空港は,ヘルシンキの郊外にある,Finnairのハブ空港です.
大きいことが偉い訳でもなんでもありませんが,ここは大きな空港ではありません.こじんまりしており,ちょうど鉄道の駅のような感じ.デザイン的には,Kobenhavn の Kastrup(カストラップ)空港のようなガラスを多用したモダンさも見られないし,ケアホルムの傑作PK22のため息がでるような大群などのような,目を引くようなものはありませんでした.
帰国する際には,カストラップ空港からヴァンター空港で乗り継ぎました.カストラップ空港に比べ,ヴァンター空港にはお土産を買う免税店が少ないと聞いていたのですが,そんなことはなかったです.他の人が空港で何を買うのかわかりませんが,ちょっとしたお土産を買うには十分でした.ヴァンター空港には,デパートの Stockmann が結構な面積で店を構えており,そこでスモークサーモン,ハム,チーズなどの食料品や日用品などが購入できたましたし,Design Forum Finland もあり,なかなかの店構え,品揃えでした.日本でリクエストされていたブランドもののアイカラー・ペンシルもカストラップでは在庫切れだったのに,ここでは手に入ったし,カストラップ空港では,何も買わなくてもよかったくらいです.
はじめてヴァンター空港に降り立った時に感じたのは,内装に木材を使っている部分が多いことと,文字ではなく,絵文字というか,ピクトグラム(ピクトグラフ)がいたるところに表示されていることでした.
フィンランドの場合,公用語はフィンランド語とスウェーデン語です.それからほとんどの人が英語をネイティブ並に使いこなしていました.そうなると,文字を使う場合,3つの言語による標記が必要となり,当然,煩雑になってしまいます.そういった文化的な背景があって,ピクトグラムが使われるのではないかと思います.
特に,自転車と犬のマークはどこに行っても見ました.Helsinkiでも,Stockholmでもそうでしたが,ただの散歩ではなく,一緒に行動しているといった感じで犬を連れた人がかなり居ました.人通りの多い街中でも,トラムの中でも犬を連れた人を普通に見掛けました.大型犬なども見ましたが,どの犬もおとなしいものでしたね.ただ,Stockholmで印象に残っているのですが,駅のエレベーターが小便臭いのです.最初はなぜかと疑問に思っていたのですが,たぶん,犬がするのでしょう.いいことばかりではないということですね.
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街中の自転車のピクトについては、あまり気にして見ていませんでした。さすが!
臭いは強烈ですね.ここはどうかなあとエレーベーターの扉を開けてました.私も最初は浮浪者か酔っ払いなのかなあと思っていました.しかし,大きい方は不思議とあまり見かけませんでしたね.飼い主が始末してるのかなあ.謎です(^^)