国際文化省関係筋によると,日本の代表的な伝統芸能の一つである「お役所仕事」が絶滅の危機に瀕していることがわかった.また「お役所仕事」は,この半年以内にレッド・データ・ブックに登録され,順次保護する施策がとられることになるという.
「お役所仕事」の歴史は古く,昭和時代に生まれて,平成時代に発達したというのが定説となっている.当時の記録によると,この「お役所仕事」は,すべての公的機関で行われており,効率やユーザー満足度を度外視した立ち振る舞いから当時も大変尊ばれていたようだ.また,この世界的に見ても極めて珍しい「お役所仕事」は,当時から「歌舞伎」や「能」に伍した人気を博してきたと言われている.
盛隆の平成時代の後,公的機関のほとんどにコンピュータやロボットが導入され,人間の仕事を奪う結果となった.それにより,「お役所仕事」はなくなり,現代にあっては,その姿は,芸能の場においてしか観ることができない大変貴重なものとなっている.
一方,その舞台では,格調高さや優雅さが最も重んじられ,予め決められた「段取り」に則って演技が行われる.そこでは,臨機応変なアドリブや素早さはご法度であり,それらを感じさせる演技は下品とまで言われる.また,格調高さの次に重要とされるのが,「事なかれ主義」と呼ばれるものである.それを端的に表現しているのが,演技を間違ったときの対応である.つまり,演技を間違ったら,それが自明であっても,間違ったことをひたすら隠し通すことが美徳とされるのである.
代表的な演目としては,「たらい回し」「隠蔽工作」「事なかれの舞」などがある.
「お役所仕事」と同じく昭和から平成時代に発展し,10年前に絶滅が確認された「天下り」という芸能があったことは広く知られている.ただし,まだ解明されていない未知の部分が多く,半年前にも,現代では「民の壁」と呼ばれ,レベルの低い公的機関から民間へ転職することは,一つのサクセスストーリーとなっているのとは,全くの逆の現象があったことが発見された.この「天下り」と「お役所仕事」の関係を説く声も多く,今後の情報発掘調査の結果が待たれる.
「お役所仕事」研究家 植草教授の話:世襲制として,連綿と受け継がれてきた「お役所仕事」が危機に瀕していることは,わが国にとって憂慮すべきことである.二度と「天下り」の時ような過ちを繰り返してはならない.早急に対処しないと取り返しのつかないことになる.
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