2月3日,1日から三日間にわたって京都市で開催された「快食快便国際会議in京都」が閉幕した.
最終日のこの日,「快便セクション」において,カイベン研究所(所長=快便太郎,所在地=島根県,以下,カ研)は,便意の発生するメカニズムについてほぼ解明したと発表した.
発表によると,カ研は一年間に渡って,図書館ならびに美術館で便意を催した約1,000人について,便意を催す際の回りの状況・時間ならびに催す前後の生体の変化について,継続的に追跡調査したという.その結果,便意を催した全員で,回りに人がいないこと,周囲の騒音レベルが5dB以下であること,通路が高い本棚や壁で遮られていて,そこに10分以上留まっていることが,共通して見られる状況であったことを突き止めたとしている.つまり,偶然にも,擬似的なトイレ個室の状況が作り出されていたという訳だ.これらの条件が全て揃ったときに便意を催す確率は,95%以上と極めて高い.
さらに,カ研では便意を全く催さなかった人についても同様の調査を実施しており,それによると,その大部分において,便意を催していないのではなく,「出先の通じは恥」とする日本古来の躾が足かせになって便意を押さえ込んでいたということも判明したとしている.これについては,発表後の質疑応答で,フィンランドの研究者 BEN GOODMAN 教授から,「このこと(躾問題)が日本の快便発展の足枷になっている」と,暗に快便指数改善を求めたコメントが出された.
今回の発表で,カ研は,一躍,快便研究のノーベル賞と称される「SS賞(SMOOTH SHIT PRIZE)」の今年度有力候補に踊り出たことになる.なお,今回の京都会議では,全世界の快便指数を西暦20XX年迄に,トータルで現状の10ポイント減少させるという目標,いわゆる「京都快便議定書」が採択されているが,日本は現時点の快便指数が56.78と他の先進諸国より約20ポイント程度悪い数字となっているのを,西暦20xx年までに,先進諸国なみの45未満に,20**年迄に縄文式時代レベルの35以下にすることを求められている.カ研の研究成果は,これを実現するための大きなはずみになるのは間違いない.
今回の国際会議では,全世界の快便研究者が一同に結集したことにより,会場となった京都国際会議場のトイレ数が不足したばかりか,排出される便の量が多すぎて,下水場の処理能力を大幅に上回り,バキューム・カーで隣の大津市まで運ばれて処理されるという出来事が発生して府民を驚かせたばかりだ.
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出先でなくても、共同トイレのアパートに長く住んでいて、窮屈な思いで生活していました。トイレ付きアパートに住むようになって、毎朝気楽に臨めることの幸せを、しみじみ味わいました。この時点から、便秘とオサラバしました。
今,カ研の所長さんから,トイレと便秘の関係のご指摘はいいポイントだから研究したいと連絡がありました.