ここのバッグの面白いところは,その素材すべてが,乗り物パーツのリサイクルという所です.
ボディーはトラック用ターフ(帆布)を切り取ったもの,ストラップはBMWのシートベルトを再利用したもの,縁取り(パイピング)は自転車の古チューブを使用しています.トラック用のターフを使用しているので,同じモデルでもデザインは世界にたった一つ.シャレと洗練,それとちょびっとのエコがうまくミックスされたプロダクトです.
実際に使用してみると,ボディのターフがアスファルトのピッチで汚れたままでアスファルトや排気ガスの匂いがするのは,気のせいではありません.購入したら,まずは掃除からはじめることになります(笑)
ここで我が家の「FREITAG」バッグを紹介します.まずは「DRAGNET」その1.
次に,これは「TOP CAT」.「DRAGNET」に比べて,一回り大きいです.右の写真はベルトの裏側に付いているタグです.いい感じです.
前述したように,トラックのターフを切り出すのでどれも唯一のデザインになる訳ですが,「F-CUT」という名称で呼ばれるサービスを使用すると,ターフの選択から切り出しまで自由にできます.ネット上で,予め用意された沢山のターフの中から選択し,好きな部分を切り取って思い通りのデザインに仕上げることができるのです.
これが「F-CUT」の「DRAGNET」です.文字通りNETでマウスをDRAGしながら作っています.通常の「DRAGNET」はフラップ部のロゴが「FREITAG」になっているのですが,これは「F」になっています.これが「F-CUT」の証です.
ここでよい点と悪い点を挙げてみます.
●GOOD POINTS
F-CUTを使用すると,自分の思い通りのデザインのバッグを作ることができる
自転車乗りとしては,チューブの再利用がなんとも嬉しい(これは大事!)
作りがしっかりしていて耐久性がある(トラックのターフですので)
バッグ内に容量が可変である
(生地が内部に折り込まれて引き出すと容量up)
●BAD POINTS
気温が高いと背中が少々蒸れる
表面がツルツルしているので背中での位置が不安定(これは他のメッセンジャーバッグでも程度の差こそあれ同じですが)
バッグはこのような袋にパッキングされてスイスから送られてきます.シンプルでカッコいいパッケージ・デザインです.
よく見るとこうなってます.実は,包装紙でピストルが組み立てされるようになっています.包装紙まで再利用です(笑)
FREITAGいいですよね!
私は全てNET経由でスイスから買ったのですが,知っている範囲でお答えします.
名古屋ですと,大須のMasterpieceという店で売っています.このお店は,スミスという会社が経営しており,この店以外の店でも扱っているようです.詳しくはこちら=> http://www.a-smith.co.jp/
あと,総合サイトを紹介しておきますね.
http://blog.livedoor.jp/freiclear/archives/50344833.html
お店で気に入ったデザインが見つからなければ,netで買われることをお勧めします.
バッグの値段の他に必要なのは送料です.
私がドラグネットやトップキャットを購入した時は,送料は53CH(スイスフラン)でした.
本体価格は www.freitag.ch のshoppingの所に記載されています.ちなみに,yahooで為替レートを見たら,1CH≒90円ですね.
もしよかったら,店ではいくらで売られていたのか教えていただけると嬉しいです.
ニオイはアスファルトのタールと排気ガスのケミカル系のニオイですよね?
私も最初購入したバッグが特に臭くて閉口しましたが,まあこれもお約束かと納得しました(笑)
さて,消臭方法ですね.私の場合は,特に黒く汚れている部分(ほとんど前面だった記憶があります)をシンナーで拭きました.最初はシンナーくさいですが,これはすぐ飛びます.
なお,ホロの材質によっては多少表面が溶けるかもしれませんのでシンナーを使われる場合は最初に気にならない所で試されることをおすすめします.私がやった時も多少溶けてましたが,構わず行っちゃいました(笑)
ただし,汚れていないのにクサイ場合は,洗剤などで拭いた方がいいかもしれません.
先日は私めのブログに来ていただいてありがとうございます。
「フライターグ」、私は雑誌「pen」で見て初めて知りました。
今使っているカメラバッグ(アルティザン&アーティスト)は、カメラと一緒にお風呂セットを入れるにはちと小さいので、新しいバッグを物色中で、
「フライターグ」もその候補のひとつです。
みなさんのコメントを読ませていただくと、とても参考になります。
yanzさん、リンクしていただいてありがとうございます。私の方もさせて戴いてよろしいですか?