:: 日間賀島への旅 #1



先日,日間賀島まで行ってきました.日間賀島というのは,知多半島の先端の町,師崎の沖合い2.7kmにある島です.島の周囲は約5.5km,人口は約2,000人.漁業と観光の島で,たことふぐで有名です.
関連リンク:日間賀島観光協会

両親他総勢8名で行ったのですが,わがままを言って自分だけ自転車で行くことにしました(笑)

自転車で行くのに問題になるのは,自転車をどうしておくか?でした.港に置いておくのかor島まで持っていくのか?ですが,これは最初から後者に決めていました.盗難が嫌ですし,何より日間賀島で自転車に乗りたかったというのが理由です.そのため,港から日間賀島まで自転車をどうやって運ぶか?を事前に調べました.

日間賀島に渡るのには,知多半島の先端に位置する師崎港か,その10km北にあり,三河湾に面した河和港のどちらかから出る船に乗る必要があり,以下のような船が就航しています.

出港船種所要
時間
運行頻度料金自転車
持込
河和高速船
(名鉄海上観光船)
約20分60分間隔1,180円×
師崎高速船
(名鉄海上観光船)
約10分15〜40分
間隔
590円×
師崎カーフェリー
(名鉄海上観光船)
約20分5便/日1,100円
(自転車含)
師崎海上タクシー
(いそなぎ他)
約20分営業時間内
ならいつでも
3,000円/8名
(自転車含)

フェリーは一日に便数が限られているので,高速船で行けないかと名鉄に確認すると自転車は運べないという返事でした.あとは,フェリーか海上タクシーという選択肢だったのですが,海上タクシーの一つであるいそなぎさんに電話して聞いた所,自転車もOKということで,お願いすることにしました.料金は,8人までは同一料金で片道3,000円.自転車は料金には関係ありませんでした(ただし,これは自転車が一台だったからかもしれません).今回は8人で行ったので一人当たり400円弱となり,最も廉価でした.電話一本でいつでも迎えに来てくれるので便利ですし,渡島方法としてはおすすめです.ただし,船には自転車を置くスペースが確保されている訳ではなく,二人掛けシートが三列並んだ客室の中央通路に立てておけるだけですので台数は限られると思います(客室内にはせいぜい3台くらい).

自動車組とは師崎港に11:00頃集合,ということで出発しました.この日は本当に気持ちのよい晴天に恵まれました.
師崎までは約50km弱ですので,余裕を持って9:30頃に出発です.前々日に雪が積もったのですが,雪はすっかりなくなっていました.ルートは衣浦大橋で衣浦湾を渡って知多半島に入り,半田市内を抜け,あとは国道247号線を師崎までです.途中,休憩で海岸沿いの道を行ったりしました.全体のルート図は地図をご覧ください.

himaka1Shot.jpgこの地図は,GoogleMapsを切り抜き修正することができる「GoogleMapsEditor」というフリーソフトを使用して作成したものです.HTMLが生成されるので,本当は直接貼り付けたい所ですが,今回はスクーンショットを貼ってリンクしています.リンク先では,マウスのドラッグで地図は自由自在に動かせますし,左上のスライダーで倍率を変更可能です.


IMGP0262.JPG衣浦大橋を渡り,すぐに左折し,そのまま半田市に入りますが,半田の市街地は道が狭く,走りにくいので海岸方面を抜けて行きます.

衣浦大橋より衣浦湾をのぞむ

himaka2Shot.jpgこれがその半田抜けルート図です.地図の操作方法は先程と同じです.亀崎町6の交差点で左折し,工業団地を通って行きます.一つ目の信号を右折し,アイシン精機半田工場の前を通り,道なりに行き,海底トンネルから来る道路と十一号地東の信号で交差します.そのまま直進すると半田港の波止場に突き当たるのでそこを右折します.


IMGP0287.JPG波止場をしばらく行くと,橋の下を通りますので,橋をくぐったら右に入り,自転車を担いで階段を上がります.橋の上に上がったら歩道で川を渡ります*1.橋を渡り終えたら,階段で下に降り,そのまま前進します.
しばらくすると,右手に日本ガイシの工場が見えてきます.しばらく行くと,工場に入るための遮断機(引込線用)があります.その遮断機を渡るとすぐ左に行く細い道があり,そこを進みます*2.川に突き当たるので,右折して,港とは反対方向に進みます.すぐ近くにある橋で川を渡り,反対側を川沿いにさらに進みます.
今度はJR武豊線に当たりますので,遮断機や警報機が何もない踏切を渡ります.そのまましばらく進むと左折できる道があり,それを進めばすぐに武豊町です.


*1
十一号地東の交差点を右折し,橋の交差点で左折すれば,橋の車道部分を行けます.ただし,片側二車線で自動車が結構利用しているので注意が必要です
*2
遮断機を渡らず行くと橋があり,これを渡って行くのが距離的に短いのですが,残念ながらこの橋は自転車通行禁止になっています

IMGP0263.JPG247号線で武豊町を抜け,美浜町に入ります.休憩するために,河和付近で海岸に出ました.時刻は10:00.走行距離は35kmを回った程度でした.ここで自動車組に電話した所,出発した所とのこと.

河和付近より師崎をのぞむ

IMGP0267.JPG南知多町の海田鼻を過ぎたあたりに,左側に田んぼがあり,そのすぐ向こうに海が望める場所があります.このルートでは珍しく,海を見下ろす高台になっており,気持ちのよい眺めが望めます.

海田鼻南の高台よりのぞむ

ここで気持ちのよい風に吹かれ,小休憩した後,師崎に向いました.ここから師崎はすぐそこです.師崎には11:00ピッタリに到着しました.走行距離は45kmでした.

IMGP0269.JPG自動車組もすぐ到着しましたので,ここで海上タクシーのいそなぎさんに電話し,迎えに来てもらうことに.10分程度で船が現われ,立体駐車場前に接岸されました.

海上タクシー1

IMGP0285.JPGどうやって乗船するのかと思ったら,客室の前面の扉が自動的にウィーンと持ち上がり,開きました(笑)
帆先から船に上がり,扉から船に8名が乗り込みます.最後に,自転車を持って入り準備完了.ウィーンと扉が閉まり,沖合いに見える日間賀島に出発です.

海上タクシー2

日間賀島への旅 #2につづく

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