暦を見ると,寒さもやっと最終コーナーを曲がってバックストレッチに差し掛かったといったところなのでしょうが,まだまだ寒さ厳しい日々が続いています.
といっても,通勤ライダーとしてはそんな寒さに負けてはおられず,「今日は寒かった」とか「今夜はそれほどでもなかったな」と相変わらず”寒い寒い”と言いながらも,寒風吹きすさぶ中にエイヤッとばかりに,飛び出していきます.
そんな朝夕の通勤ですが,朝と夜,どちらがより寒いかわかりますか?
住んでいる場所や時間,天候によっても違ってくると思うので,前提条件をあげてみます.場所は愛知県三河地方の比較的海に近いところ,時間はというと,朝は7:00頃,夜は21:00頃といった感じです.この場合,朝・夜のどちらが寒いでしょうか?
早速ですが,答えは,夜です.なんとなくまだ温まっていない朝のほうが寒いように感じるかもしれませんね.実際の気温も,ここ最近は朝が3〜5度Cなのに対し,夜は5〜8度Cと朝の方が寒いです.でも体感としては夜の方が寒さを感じるのです.
なぜかと考えるに,夜は地上の大気の温度分布からなのでしょうが,朝方に比べて風が出てくることが体感温度を下げてるのではと思います.それから,太陽が出ていないという視覚的なものも影響があるかもしれません.とにかく,走りきったあと(朝なら会社,夜なら自宅ということになります)の体の凍え具合は,夜のほうに軍配があがるのです.
追記:もうひとつ理由を思いつきました.通常自転車に乗れば,その運動量だけで体が温まってきますが,夜は暗いので朝よりスピードを出しません.それによる体内での発熱量の減少が寒さを感じる要素のひとつです.
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