最初は,「素晴らしい天気だから本でも持ってどこか外で読もうか」という,何気ない会話からはじまったピクニック計画.そんなピクニック計画にとって,この日はまるで初夏を思わせるような,ピクニックにはうってつけの陽気でした.
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:: ピクニックにはうってつけの日
┏ Bicycle 自転車
:: 藍色の空 #3
┣ photos w/ words
:: 藍色の空 #2
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:: 藍色の空 #1
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:: Asterik Clock | George Nelson
┣ 家具,インテリア&建築
モノトーンの世界.
アスタリク(*)二つを90度回転させて重ねただけのシンプルな文字盤.これをアスタリク・クロックを名付けたセンスがいい.
というよりも,アスタリク(*)から文字盤を思いついたと考えた方が自然かもしれない.
これでいて,意外に視認性もよく,時刻を見誤ったことは皆無.
掛けられた壁近傍の空気がいつもピンとはりつめている.
時間を見るためだけに存在するのではなく,佇まいそのものを見せてくれる時計.
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:: さくらスケッチ
┣ photos w/ words
桜満開の高森南小学校でのひとコマ.
小学校の校庭では,高台を吹きわたる風が心地よく,桜の枝を揺らしていた.
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #12 | 番外編:収支報告
┣ 移動〜旅,異国 etc
長々と連載してきたが,飯田線の話は今回でひとまず完結.
JR設立20周年記念として特価で発売された「青春18きっぷ」を使った今回の旅であったが,通常の鉄道料金との比較をしておきたい.
金がどうこうとかの下世話なことは避けたいところではあるが,「得したなあ」といってひとり悦にいるのも,まあ庶民のささやかな喜びであるし(ここで書いた時点で”ひとり”ではなくなるが),今後飯田線に乗車する奇特な方にとっても気になるところだと思い,以下にまとめてみた.
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #11 | 下市田−豊橋−野田新町
┣ 移動〜旅,異国 etc
PENTAX K10D+SIGMA17-70mmDC/2007-4-8/Hosted on Zooomr
高森南小学校の桜を後にし,坂を下り,駅前で農家の夫婦にお礼を言った後,下市田駅に戻る.まもなくすると,豊橋行きの直行列車がカーブをやって来た.この列車に4時間かけて,終点の豊橋まで連れて行ってもらうことになる.
(*全写真拡大可)
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #10 | 高森南小学校の桜
┣ 移動〜旅,異国 etc
天竜峡行きの電車を下市田駅で下車したのは,見ごろの桜が拝めるという高森南小学校に立ち寄るため.
実を言うと,ここはひょんなことから知った「国道151号線151話」という紀行本の筆者である「まるかど企画」の内藤さんに,今回の旅に出かける前日の夜に教えていただいた場所.そのときは,ある程度予定も決めてあったので行けるかどうか微妙だったのだが,行きの中央線の中で時刻表を繰ってみたら,辰野で一本早い列車に乗れば,下市田で途中下車できることがわかり,ネットで検索してみると,下市田が最寄の駅らしいことがわかり(高森町の役所にも電話したのだが,市田も下市田も変わらないとのことだったが,徒歩なら下市田から行ったほうが早い),ここで列車を降りた.
(*全写真拡大可)
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #9 | 駒ケ根−下市田
┣ 移動〜旅,異国 etc
天竜峡行きの電車で見事な桜が拝めるという小学校のある高森町の下市田まで,ワンマンカーに乗車.
伊那市のいかんてんぱぱの店内で伊那谷の紀行本を見つけ,飯田線情報をメモしたと書いたが,それがここの区間にやってくる.それとはオメガ(Ω)カーブのことである.オメガカーブとは,川によって浸食された深い谷を渡るためのもので,文字通り,ギリシャ語オメガという文字のように敷かれた軌道のことを言う.
現代なら川を真っ直ぐ跨ぐ橋を架けるのだろうが,建設費用を切り詰めるためだったのか,技術的に困難であったのかはわからないが,これが敷設された時代はそうではなかったらしい.つまり,オメガカーブとは,最初に川と平行に走りながら,川に沿って谷を降り,河川敷に出たら急カーブを切り,橋で対岸に渡り,対岸で来たのとは反対方向に急カーブを切り,今度は川に沿って谷を上り,もと来た線路の延長線上に戻るというレールの敷設方法である.(*全写真拡大可)
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #8 | 辰野−駒ケ根(いぃソースかつ丼)
┣ 移動〜旅,異国 etc
宿から辰野駅まで送ってもらう.ここから,やっと飯田線のはじまり.昨晩の雨もすっかりあがり,絶好の日よりになった.
当初の計画では,一本後の列車に乗車する予定だったのだが,見事な桜が拝める場所を求めて一時間あまり早い列車に乗車することにした.
辰野駅で列車が来るまでまだ時間があったので,駅周辺をうろつく.駅はガラス張りの外観で,こう言ってはなんだが場違いな感じを否めない.
そうこうするうちに,列車が到着したので乗り込む.
(*全写真拡大可)
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #7 | たつの荒神山温泉 たつのパークホテル
┣ 移動〜旅,異国 etc
雨降る中を,天竜川に沿った道をしばらく行ったかと思うと,小高い丘を登っていく.そこに現われたのが,この日の宿であるたつの荒神山温泉の「たつのパークホテル」だった.この旅館は,信州公共の温泉宿の一つである.ここをこの夜の宿にした特別な理由はないのだが,辰野町〜伊那市の飯田線沿線の温泉宿で探していたら見つけた.辰野が飯田線の始発駅であるという事実も,ここを選ぶにあたって多少はあったかもしれない.それだけで決めた訳ではないが,辰野から出て,一日で終点の豊橋まで行くことになるからだ.
荒神山(こうじんやま)の上に立つ旅館に到着すると,送迎車のドライバーにお礼を言い,チェックインを済ます.
洋風な外観をしているが,通された部屋は和室であった.そして,そこにあったのが,写真の天童木工のイージーチェアとコーヒーテーブル.これだけで何かセンスなようなものを感じる.これだから,家具・調度の類いに手抜きは許されない.(*全写真拡大可)
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #6 | 伊那市−高遠−辰野(泊)
┣ 移動〜旅,異国 etc
ローメンで腹を満たした後は,伊那市駅に戻り,どうしようかと思案.まずは,駅前にある「いなっせ」(正式名称は,伊那市生涯学習センター)へ.
行ってみると,「いなっせ」の前に渋い鉛色のブリキ調のボンネットバスが停まっている.行き先表示には「ネコバス」とある.たぶん,となりのトトロで出てきたバスをもじっているのかもしれないが,姿かたりは随分異なっても,そう言われればそのように見えないこともない.なお,写真の猫は,伊那市駅舎内で見かけた.人が居る中で逃げもせず,かといって擦り寄るでもなく,物陰で様子を伺っていた.もしかしたら,この猫は伊那市駅の主で「ネコバス」のモデルかもしれないにゃあ.
(*全写真拡大可)
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #5 | 辰野−伊那市(あぁローメン)
┣ 移動〜旅,異国 etc
ここで日程表を紹介したように,この日は辰野町にあるホテルに宿泊を予約してあったのだが,宿へは向わず,そのまま飯田線に乗換え,伊那市を目指す.これは計画通り.なんといっても,この時点で二人とも腹が減っていて戦さができない状態であった.(*全写真拡大可)
●飯田線:辰野−伊那市
車内は結構混雑しており,立っている乗客も多い.なんとか隊長は座れたが,私は立つことになった.それにしても,この列車を見たときは,一瞬「なぜ始発なのに,乗客が乗っているのか」と錯覚した.よく考えれば,始発駅は辰野ではなく,岡谷である.それに,この列車は一日に数本しか運行してない豊橋行直行だったので,混雑してもおかしくない.ということに気が付いたのは,列車が発車した後だった.
それにしても,この列車に乗っていれば,乗換えなしに豊橋まで行けるとは,考えて見ればスゴイことである.ただし,豊橋到着が18:31であるから,ここ辰野からまだ5時間も乗りつづけないといけないが.なお,翌日はこの列車で豊橋まで行く計画になっていた.
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #4 | 塩尻−辰野
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昨日の続き.*小さい画像は拡大できます.
●中央本線:塩尻−辰野
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #3 | 野田新町−名古屋−塩尻
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さてと,やっと「飯田線で伊那谷へ」の旅へ出発.
●東海道本線:野田新町−刈谷−名古屋
刈谷 8:20−特別快速−名古屋 8:36
途中,すっとぼけたパンダの路上の置き物にビックリさせられるというハプニングはあったものの,順調な滑り出し.
青春18きっぷを利用したのは今回がはじめてだったので,どうやってバリデイト(入挟)するのか興味があった.きっぷの表面に月日を書く欄があるので,てっきり駅員がそこに記入するものだと想像していたら,なんのことはない,いつもの挟んでハンコするモノ(名前を知らない)で駅名と日にちの入った丸印を二つ(二人分)押すだけであった.
さて,最初の予定では,野田新町から金山までは普通で行き,そこで中央本線に乗り換える予定だったのだが,刈谷駅で特別快速に連絡しているのがわかって,急遽そちらに変更.というのは,特別快速なら名古屋まで行って,中央本線に乗り込めるので,始発なら座れる確率が高いと踏んだからである.その考えはあたったのだが,この特別快速がよくなかった.まるで平日の通勤ラッシュのようにめちゃめちゃ混雑しており,ぎゅうぎゅう詰めの状態だったのだ.慣れないものにとっては,これはちとツライ.ダイヤが改正されたばかりだが,JRには,至急対策を願いたいものだ.
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #2
┣ 移動〜旅,異国 etc
お急ぎのところ,誠に申し訳ありませんが,特急列車待合わせのため,もうしばらくこの駅に停車致します.
写真の整理がまだ終わっていません.今やっと,一日目のジオタグ付けが終わったところです.
各駅停車の飯田線ということでノンビリ行きます.
あっ.そうだ.出発前日になって依頼しておいたYトラベルサービスからeメールで届けられた日程表を載せておきます.
一部変更がありましたが,当日はほぼこの通りでした.
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ #1
┣ 移動〜旅,異国 etc
今春発売された「青春18きっぷ」を使える最後の週末となった4/7,8.このラストチャンスを利用し,一泊二日で伊那谷に行ってきた.出発前の二回に分けて説明したように(これとこれ),飯田線を利用したその道中を味わおうという目論見である.まだ,写真が整理できていないので,飯田線と移動プランについてもう少し説明しておきたい.
前にも後にも,散々記述しているように,飯田線を利用するということは,その列車ダイヤに縛られるということになる.駅に行ってみて,次に来る電車に乗るということは通用しない.そんな移動が面白いのは重々承知しているが,飯田線ではそんな行き当たりばったりでは,二日間で帰ってこれなくなってしまう.今回はそういう移動である*1,*2.
- *1
- 誤解がないように書いておくが,一日で飯田線だけを完乗するのは,問題なくできる.辰野からの直通電車を利用すれば,乗り換えも必要ない.さらに,中央本線や東海道線,東海道新幹線を利用できる土地に住んでいれば,飯田線までのアクセスを入れても日帰りは十分可能だ.事実,安城から来て飯田線に乗り,そのままその日のうちに帰宅するという老夫婦と,今回の車中で偶然合い席となった.
- *2
- 今回は青春18きっぷを利用しての移動なので普通列車だけを対象としている.したがって,飯田線を走る特急伊那路と快速みすずは今回のプランには入っていない.
さて,飯田線が愛知県−静岡県−長野県の三県を貫く路線であることはすでに述べたが,もう少し詳しく説明すると,愛知県側では海に近い平野にある都市部 豊橋から次第に奥三河に進むにつれ,山岳地帯への変化を見せ,反対の長野県側では,伊那谷と形容される盆地地形そのままののどかな農村風景となっている.そして,その間に険しい天竜峡が横たわっているというイメージである.そして,その天竜峡はそのまますっぽり静岡県に収まっている.
静岡県側の駅 中部天竜と長野県側の天竜峡駅(天竜川下りの出発点)の間にその天竜峡があり,行く手を阻んでいるのであるが,それはそのまま,路線ダイヤにも顕れている.つまり,その間を繋ぐ列車が少ないのである.前回,時刻表でプランを当たりはじめて左程時間を掛けずに,最初に考えていた前提条件がうまく成り立たないということに気付いたと書いたが,これはそういうことなのである.
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:: 青春18きっぷの旅 | 飯田線で伊那谷へ(計画に至ったいくつかの理由)
┣ 移動〜旅,異国 etc
昨日の記事に書いたように,この週末にJR「青春18きっぷ」を利用して飯田線に乗車するという計画が進行中である.
飯田線に乗りたいと思った理由は,近くて遠いローカル線になぜか無性に惹かれ,以前から漠然とそう思っていたと書いた.メイン路線とはかけ離れた超ローカル線.列車の技術向上で一分でも早くという願いを実現してきたメイン路線とは違い,遅い上にとても長い時間が必要になるという文字通り時間に乗り遅れたままの路線が飯田線なのである.しかし,それだからこそ,鉄道マニアにとっては,とてもぜいたくな魅力ある路線となっているとも言える.
さて,話はかわって,メインストリートとサブカルチャーの間のニッチで微妙な部分を,ジャンルを問わずつついてくる月刊誌「TITLE」その2006年10月号は「憧れの列車でめぐる世界の鉄道旅行 Go! Go! TITLe RAILWAY」と題した特集が組まれていて, 観ているだけで乗ってみたくなること必至で垂涎モノの鉄道が紹介されている.
その特集号の巻頭で,タモリとくるりの岸田繁の鉄道対談,題して「鉄道好きの話は続くよ,どこまでも!?」が掲載されている.その中で,両氏はその鉄道オタクぶりを遺憾なく発揮していることは言うまでもない.くるり岸田の鉄ぶりは有名で詳細鉄道知識に裏付けされた鉄オタぶりが見事に炸裂.それに対し,タモリと言えば,鉄道に関する知識では岸田に叶わないものの,その独特の大局感ぶりと上品さを合わせもっている上に,それを裏付ける豊富な乗車体験で迎え討つといった,大変読み応えのある対談となっている.
二人の対談の中に,こんなくだりががある.
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:: 青春18きっぷの旅 | Last weekend
┣ 移動〜旅,異国 etc
とても堅いので,不意に便意を催した際の紙として使うにはちとツライ.よしんば,手で揉んでなんとか使ったとしても,磁気テープの裏側は茶色のため,判別がつきにくいであろう.
なんて,くだらないことは置いておくとして,これを買ったのは3月上旬だったのだが,土曜日が出勤日だったり,浜名湖を一周したり,週末がことごとく潰れてしまい,気付くと残す週末は来週の4/7,8のみ.まあ,最初からそうするしかないかなあと思っていたのではあるが,ラストチャンスとなるこの週末を使って列車での移動を敢行する.
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