先週末,出張で久しぶりに東京まで出掛けた.
東京の都心では上を見上げているか,下を見下ろしているかのどちらかだったような気がする.見事な程,デジタル的なスカイラインを高層ビル群が形作っている.それはそれで効率的な空間の使い方なんだろうけど,視線が水平に向うのではなく,垂直方向に向っていく.そこには,普段縦方向の広がりに慣れて居ない者にとっては,見慣れない光景であり,興味を引く眺めだったりする.下からの圧迫感と,上からの征服したかのような錯覚の狭間で動いている街と言ったら,言い過ぎだろうか.
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